【霞が関・訃報】松本英昭元自治事務次官・行政局長、81歳、「地方分権一括法」の調整リード

[写真]自治省が以前入居していたことがある旧・「JTビル」(現・住友不動産虎ノ門タワー)、おととし、東京港区で、宮崎信行撮影。

 「法定受託事務」「国と地方の協議の場」「国・県・市の枠づけ紐づけの移譲」など2000年に施行され、現在の地方自治の枠組みである「地方分権一括法」のもとになる閣議決定の調整をリードした、元自治事務次官の松本英昭さんが、おととい、81歳で亡くなったと報じられました。

 自治省の行政局長(現在の総務省自治行政局長)から事務次官として、地方分権推進委員会の累次の「勧告」や平成10年の閣議決定地方分権推進計画」をリード。翌年法律が成立しました。

 退任後は、元自治事務次官・長野士郎さん(昭和17年内務省入省・地方局配属、岡山県知事6選)が編んだ「逐条地方自治法」を、長野さんが健在の間に半世紀ぶりの改定にこぎつけました。松本さんが執筆した「逐条地方自治法」が現在も、定番・スタンダードとして全国の都道府県市町村で影響力をとどめています。

 令和5年2023年10月23日没、昭和39年入省、東大法学部卒業。

 以上です。

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