盛山文科相が立憲幹部・岡田克也さんに唐突に就任挨拶、直前の会見の「大臣になったら当然統一教会との関係の説明責任」に反応か、「三重の義兄弟」と岸田派でさらなる高みをめざし「解散請求」のハードル意識か

[写真]盛山正仁文部科学大臣、おととし2021年9月、都内で宮崎信行撮影。

 内閣改造から6日経ったきょう令和5年2023年9月19日(火)夕方に盛山正仁文部科学大臣は、ふだん交流がない、立憲幹事長の岡田克也衆院議員を唐突に就任あいさつに訪れました。本人はおらず秘書が対応しました。

 盛山さんは運輸省出身で、法務省副大臣をつとめましたが、文部科学の省・委員会・政調部会の経験はないようです。総裁派閥「宏池会」から初入閣し、文部科学行政のレクチャーを受けて、昨秋の「統一教会被害者救済法」が、岡田克也・藤田文武・長妻昭・音喜多駿氏ら主導で成立したことに気づいて、挨拶しておいた方が得策と考えたのかもしれません。

 また、この直前の岡田幹事長定例会見で、統一教会と盛山大臣の関係性について「当然、大臣になった以上、説明責任を果たさなければならない」とうながしたことを受けて、急遽あいさつに来たとの見方もできます。総理は国連総会に向かっており不在です。

 盛山さんの妻の父は、田村元・元衆議院議長。旧三重2区で14回連続当選しそのうち11回連続トップ当選。旧三重1区から三重3区に移った岡田克也さんは11回連続当選でうち10回連続トップ当選なので、「連続トップ当選タイ記録」でリーチがかかっています。田村さんは経世会中間系(どちらかといえば佐藤栄作系)で、岡田さんは経世会竹下・小沢一郎羽田孜系(明確に田中角栄系)でした。

 とはいえ、関係者によると「盛山さんと岡田さんは交流がない」「盛山大臣が三重県ゆかりの人物だと知る県民は1%もいない」とし、唐突な挨拶だと分析。先の統一地方選自民党の小林貴虎三重県議が統一教会との親密さを批判され最下位落選するなど、「インチキな神様に厳しい県民性」にナーバスになっている心の裏返しなのかもしれません。

 三重1区の田村憲久元厚労大臣は数年前に石破茂派に見切りをつけて、このたび宏池会に入閣し義兄弟が総裁派閥に顔をそろえ、さらなる高みをめざしています。

 が、統一教会解散請求を東京地裁に求めることは世論との関係では飛び越えるべきハードルで、経験のない文部科学大臣が次の国会でターゲットになることも予想されます。

 以上です。

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