「改憲手続法」可決で吉田忠智さんおそらく無意識に附帯決議で「CM規制は立法も含んだ措置」に落としてしまう仮に臨時国会なくても来年改憲発議間に合う日程、副首都で足立康史質問者登場「東京に首都として国が財政措置したことない」と副大臣、「医療的ケア」「建築士」「予防接種」「建築物省エネ」延長会期内成立のはこびで「副首都」採決が最大の焦点に

 土曜日まで延長された今国会で、内閣提出法案の成立率は100%となる見通しとなりました。立憲民主党は石川県議会で「中能登町選挙区」定数1で立憲民主党公認の議席を持っていた岡野定さんの「七尾市・中能登町選挙区」定数3で公認を出しました。同県は「能登の選挙区を集約して定数は1つ増やす」区割り変更をしました。きょねん10月の国勢調査で「1票が最も重い選挙区」となってしまった石川3区比例の近藤和也さんは実弟ですが、中道改革連合所属なので「ねじれ兄弟」となってしまいました。

【衆議院本会議 きょう令和8年2026年7月22日(水)】
【衆議院国土交通委員会】
 「建築士法を10年ぶりに改正する法律案」(221衆法38号)が起草・提出され可決し、参議院に送られました。あさって参議院でも成立のはこび。在学中から試験を受けられるなど人手不足対策を盛り込んだ改正。

●衆議院予算委員会に高市早苗首相が「陳述書」を提出しました。中傷動画・早苗トークンを、高市事務所が発注したことが無く、公設第一秘書と溝口氏・松井氏も面識はないとしました。あさって集中審議3時間。

【参議院こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会】
 「医療的ケア児法第1次改正案」(221衆法29号)が全会一致で可決すべきだとしました。あさって成立のはこび。「元政策担当秘書」が主導した政策分野で、窓口の議員も落選してしまいましたが、早稲田ゆきさんが、元々議連に属していたのでしょうが、その役回りを引き継いでいるようです。

【参議院憲法審査会】
 9回目の開催となります。長浜博行会長は、本会議で選ばれているため、解任決議案は議長に出さなければなりませんが、仮に採決されるとやめさせられたでしょう。

 「改憲手続のための国民投票法第1次改正案」(221衆法11号)が採決され、改憲4党(自維国参)の賛成多数で可決しました。附帯決議は、立憲と公明が改憲4党をリードしました。護憲・社民党首の経験があった吉田忠智さんは、本人がどこまで分かっているかは分かりませんが、山花条項について「第四条第2号に関する検討においては、インターネット及びAIの急速な発展、普及とそれらの弊害などの国民の投票行動をめぐる劇的な情勢の変化を踏まえ、主権者たる国民の自由、意思がゆがめられ、国民投票の結果が正当性を欠くこと等とならないよう、法改正をはじめとする必要な措置を講じること」としました。なお、衆法に参附帯決議がつくのは多少珍しいです。

 高市早苗自民党総裁は来年4月に「改憲発議する」とは言っていませんが、統一地方選から自民党総裁選までの、来年5月から8月ごろに改憲発議がなされるでしょう。小野寺五典税調会長率いる「社会保障国民会議」が「消費税食料品2年間1%」を出さない限りは、内閣改造から2ヶ月以上、ことしの臨時国会が開かれないことも予想されます。その場合でも、「法改正をはじめとする必要な措置を講じること」に落としてしまったので、来年1月の予算審議から衆参両院の憲法審査会をフル稼働すれば、改憲(衆選挙困難事態と参緊急集会、地方自治、憲法9条の2自衛隊)の3項目を世に問うことができそうです。

【参・沖縄・北方・地方特別委員会】
 「副首都法案」(221衆法27号衆議院修正)、「参議院国民民主党の対案2法案」(221参法18及び20号)が趣旨説明され、審議入りしました。

 大門実紀史さんは「首都直下地震が、今後30年以内に生する確率は70%だそうでございます。じゃあ、聞きますけど、南海トラフが今後30年以内に発生する確率、これはご存知ですよね。皆さん、そうならないようにと言ってるわけですから、何%ですか」に誰も答弁できず、大門さんは「当然、地元のことぐらいご存じかと思ったんですけども、南海トラフはですね、発生確率が60%から90%ですよ。首都直下型よりも、南海トラフの方が起きる確率高いんですよ。東京より大阪の危ないんですよ。そんなこと、わかんないでね、こんなこと提案しているんですか」と語りました。

 国民民主党の足立康史さんが初めて質問に立ちました。足立さんは「首都だ、副首都だというのが今日のテーマですね。じゃあ今回の法案には副首都であることを理由にさまざまな支援措置がある。だからもうね、大阪おいしいって言って言われてるんですけど、じゃあ、翻って、首都であることを理由に、なんか、美味しい措置を(東京に)講じてきたんですか、日本国は。それを教えてください」に対して「首都であることを理由とした個別の支援措置については、承知をしておりません」と明確に答弁しました。

足立さんは「承知してないんですよ。そんなものないですから、あの、ちょっと議論したのは、首都圏整備法ってあります。いや、でも、近畿圏整備もあるんですよ。あとち、中部圏だったかな。いや、だから別に東京はですね、首都であることを思って、国からいろいろんなものをよこせなんていうことを、東京都は言ったことがない。ところが、大阪府、市はですね、いや、副首都法案を、その大阪府市をまあ掌握している。まあ、私も維新の方がいたんですけれども、その維新の会がですね、まあ、あたかもそうやって、皆さんから、いや、大阪のための大阪による大阪のための法案だとか言って、なんかこういやみを言われながらですね、なんでそんなことをやらなかんのかな」と畳みかけました。

 足立さんの後輩で前幹事長の岩谷良平さんに対して、「岩谷さんなんで、首都には支援措置はないのに、副首都には支援措置がいるんですか」と質問しました。岩谷代議士は「この法案の目的はですね、いわゆる東京一極集中を是正していこう。そして、多く分散型の経済圏をつくっていこうというのも、大きな目的の一つでありますから、まあ、そういう意味で、副首都というところに様々な措置を講じていこうというのが、我々の考えです」と答弁しました。

 このほか、国民民主党の山田吉彦さんが質問した海洋ケーブルの位置を知らなかったり、細かいことはわざと政令に委任する建て付けにしているという答弁に逃げるなど、自民と維新の衆議院議員はぐだぐだな印象でした。

 あすは、連合審査会と参考人質疑。水面下の協議で、突然スピードアップして、あさっての本会議に向かって、採決されることもありそうです。

●中道改革連合はきのう常任幹事会を開き、8月も合計2回「議員懇談会」を開き、お盆期間中でも合流の話ができるように設定しました。

●立憲民主党はきょう常任幹事会を開き、統一地方選の公認を増やしました。一方、政治塾第3回の講師に緊縮派の親玉・井手慶大教授を招く無反省ぶりを示しました。日銀量的金融緩和が13年続いていも一向に政府が破綻しない中、議員の意見を取り入れて「家計金融資産を企業の整備投資に回す」という項目を初めて盛り込んだ「小川・政権ビジョン」と一歩だけ時代の流れが衆参で違ってきました。

[写真]国民民主党の足立康史さん、きょねん、宮崎信行撮影。

 

[写真]大阪府内を取材する宮崎信行。

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