
10月1日付のエントリー
回答は22日まで)民主党、インド洋の海自給油活動で官房長官に資料開示を申し入れ
にも書いた通り、民主党が申し入れた、海上自衛隊のインド洋での給油活動に関する報告書の提出期限の日になりました。
「いまごろ市ヶ谷の防衛省・自衛隊は、不夜城になっているのかな?」
と思っていたら大ニュース! 読売新聞のiモード版で見て、NHKラジオのニュースで確認。それより前に時事通信も配信していたようですが、なんと、2003年5月に「20万ガロン」の間違いに、自衛隊の制服組(海上幕僚監部)が気付いていたが、「重要だと思わなかったので、背広組(石破防衛相ら)に報告していなかった」という驚愕の内容。
事実なら、民主国家の軍隊統治の最優先の原則である、シビリアン・コントロール(文民統制)が“ざる”になっていたことになります。これが2003年。
米国中枢同時多発テロ「9・11」の憎きテロリストを鎮圧するために始まった「テロとの戦い」。文民である石破さん、福田康夫官房長官、小泉純一郎首相といった閣僚が、自分の国の軍隊すら統率できていなかったということになります。
その小泉さんが2005年の第44回総選挙に総理としてのぞみ、友党の公明党の「9月18日投票」という案を一蹴し、9月11日に投票日を設定したのですから、ブラック・ジョークというより、背筋が寒いとしかいいようがありません。
さて、野党の対応ですが、守屋防衛庁防衛局長(当時)に加えて、石破防衛相、そして制服組(例えば当時の海上幕僚長・古庄幸一さんなどが候補?)の証人喚問が必要です。
議院証言法にもとづく、嘘をつけば刑事罰が課せられる条件の下での証人喚問を当然、要求すべき。自民党がそれを認めなければ、10月23日の衆議院本会議で予定していた審議入りも考え直していいと思います。
本当にこれはとんでもない事件です。国防の根幹にかかわります。
20万人の自衛官やその家族がかわいそうすぎます。石破防衛相の辞任だけではすまない問題になってきました。
多くの国民が自衛隊に敬意を払うようになるまで、発足から50年もかかったんです。つい最近のことですよ。自民党は党利党略を捨てて、この問題にあたらないと、日本が壊れます。
インド洋の給油量誤り、海幕は03年に把握・報告せず(読売新聞) – goo ニュース
海上自衛隊の補給艦「ときわ」が2003年2月にインド洋で米補給艦「ペコス」に提供した給油量が今年9月に訂正された問題で、海上幕僚監部が03年中に誤りに気付きながら、当時の石破防衛長官(現防衛相)らに報告していなかったことが分かった。
政府は経緯を報告書にまとめ、22日に民主党などに提示する。同首脳は「意図的な隠ぺいではなかった」としているが、野党側は反発しており、新テロ対策特別措置法案の国会審議に影響を与えることは必至だ。
ときわからペコスへの給油量は、03年5月の国会答弁などで当時の福田官房長官(現首相)と石破防衛長官が「20万ガロン」と説明。今年9月に民間団体が米国の公文書などをもとに誤りを指摘したことを受け、防衛省は給油量を80万ガロンに訂正した。
ペコスは補給を受けた後、イラク作戦に参加した米空母「キティホーク」に給油しており、野党は「イラク作戦への海自の燃料の転用だ」と追及している。政府は03年3月のイラク戦争開戦までに海自の給油分は消費されたとして、転用を否定している。
防衛省首脳によると、03年5月以降の早い段階で海幕の担当者らは誤りに気付いたが、「たいした問題ではない」と判断、防衛長官(当時)や海上幕僚長に報告しなかったという。防衛省は担当者らを処分する方針だ。
これについて、民主党の山岡賢次国会対策委員長は21日、都内で記者団に「海幕で握りつぶしたのなら、担当者の証人喚問をしなければいけない」と述べた上で、福田首相や石破防衛相の証人喚問を求める可能性もあるとの考えを示した。
自民党の大島理森国会対策委員長は21日、青森県八戸市内で記者団に「情報管理とシビリアンコントロール(文民統制)という意味で、伝達のあり方を深く反省し、二度とこういうことがないような仕組みを作らないといけない」と語った。







