
関西テレビ(フジテレビ)系列の『発掘あるある大事典Ⅱ』(一社提供=花王)が、「納豆ダイエット」と題して実験内容などを捏造したことが発覚し、番組が打ち切りになった事件をきっかけとなった「改正放送法案」。
通常国会から継続審議が続いてきました。与党はおそらく、参院選をにらんで放送局に脅し(ブラフ)をかけるために吊したんだと思うのですが、11月29日の衆院総務委員会から議論が再開しています。
倫理にもとる放送をしたTV局への行政処分の強化が重点となります。
民主党が政府案の修正案を提出し、4日午後から審議に入っています。
民主党ニュースによると、
原口一博ネクスト総務大臣と、参院議員(NTT労組出身)の内藤正光ネクスト総務副大臣が3日、国会内で記者会見しました。
原口さんは「放送法の改正は、言論の自由や報道の自由、国民の生活と密接に関わる。先週、与野党統一のテーブルを作って修正すると合意した。民主党が要綱を提示し、持ち帰っている」と話しました。
民主党修正案の内容については
(1)NHKのガバナンス強化
(2)命令放送制度の見直し
(3)認定放送持株会社の保有基準割合の範囲修正
(4)放送事業者等に対し総務大臣が再発防止計画の策定と提出を求める制度を新設する改正部分の削除
(5)通信放送分野の規律に関する事務を行う独立機関の設置の検討
を骨子として挙げた。
内藤さんは「NHK経営委員会の権限強化をしなければならない」としました。民放の持ち株比率についても見直すようです。
「(株)テレビ東京」の筆頭株主である「(株)日本経済新聞社」が33%ほど持っていたと思いますが、この辺はどうなるでしょうか。
○余談で、「裁判傍聴記」大噴火
そういえば、テレ東上場準備のときは、所属部の月例会で「上場時期を外部に漏らすと内部者取引(インサイダー取引)になるので気を付けなさい」と部長から言われました。
とはいえ、平社員(いちおう主査という役職でしたが部下はいません)の私が「テレ東の上場時期」など知っているわけがないので、聞き流していました。
昨年春、日経販売局員がインサイダー取引で東京地検特捜部に逮捕されたときはとても驚きました。年齢が近いので、「知っている人?」と複数の友人から聞かれましたが、容疑者(現在は執行猶予中)は入社年次が2年下でしたので、名前も顔も知りませんでした。
昨年12月25日、東京地裁で判決言い渡しを傍聴しました。初めて見る被告がまるで大学生のような若い風貌であることに驚きました。裁判中に被告の子供らしき幼児が泣き出し、裁判長が退廷を命じました。奥さんとおぼしき女性に抱かれて逃げるように部屋から出て行きました。
閉廷後、お母さんらしき女性が、3人分のリュックサックを背負い、廊下にしゃがみ込み、さめざめと泣いていました。
底冷えがして、ひたすら縦に長い東京地裁の廊下にシンシンと寒い風が通り過ぎました。こんなクリスマスもあるんですね。
私は東京地検特捜部に逮捕される人は「氷山の一角で逮捕された運の悪い人だ」と思っていたきらいがありました。が、現実に傍聴したうえでの感想は、どのような理由があろうと、特捜にマークされるような犯罪に手を染めては絶対にいけません。なにより家族がかわいそうです。
で、そんな「犯罪」に手を染めている政治家はいませんか?
それ以上に、最近は新聞社・放送局の経営者で遵法意識に欠けている人が多いですよ。大丈夫ですか?
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