話題にならないとダメなんだ


(写真はAFP時事)

 当ブログは国会議員や秘書さんにもよく見ていただいています。

 報道についての雑談になると、やはり不満の声が多いです。国会で大変な労力を使って議論しても、少しも扱ってくれない。そりゃ文句が出るのは当然です。

 自民党(LDP)はメディア戦略がうまい。そのときの肩書きで言うと、小泉首相、加藤幹事長、野中幹事長代理といった人たちは見事でした。

 民主党(DPJ)はまじめな議員が多いことと、羽田内閣後の離合集散の反省から、結束が重要視されるため、党内でのドタバタを嫌う傾向があります。立て板に水の議論好きが多く、「画(え)になりにくい」。

 私は「批判されるうちが華ですよ。まずは話題にならないと」と口癖のように言います。

 福井県小浜市が、米民主党のプライマリーで一番手になったオバマ候補を同姓のよしみで応援する、という記事を読んだときは、吹きました。
 国際法内政干渉という問題があるし、認知度が上がっても「観光客倍増」とまではいかないだろうし。

 記事①はこの加熱ぶりを伝える朝日の福井支局(?)の記事
 記事②は「AFP時事電」です。
 「AFP時事電」とは、仏AFP通信社が世界に流した記事を、代理店である時事通信社が日本語に翻訳して日本国内に流したものです。

 記事①と記事②にざっと目を通すと、やはり、話題にならないとダメなんだと確信します。デモクラシーのすべては、そこから始まるんですよ。

記事① オバマ氏を小浜市が勝手に応援 国内外のメディア殺到(朝日新聞) – goo ニュース

 米大統領選の熾烈(しれつ)な民主党候補指名争いでバラク・オバマ氏への支持が広がるにつれ、福井県小浜(おばま)市が興奮に包まれている。「オ・バ・マ」という音つながりを頼りに、地元有志は応援する会を立ち上げ、同市も「必勝だるま」を贈ることを決めた。海外からの注目も集め、AP(米)やロイター(英)など大手通信社やABCテレビ(米)が取材し、ニューヨーク・タイムズ(米)も18日に現地入りする予定だ。


 きっかけは市民から同市に一昨年末に寄せられた1通の電子メール。来日したオバマ氏が成田の税関職員に「私も小浜市出身」と告げられた――というエピソードをニュース番組が報じたという知らせだった。


 市のPRに協力してくれたとして、市は翌年1月、オバマ氏に村上利夫市長名の親書と伝統産業の若狭塗の夫婦箸(ばし)を送った。今後、日本の選挙の必須アイテム「必勝だるま」(直径10センチ、高さ7センチ)も贈る予定だ。

 市の知名度アップの好機に、観光業界も指をくわえてはいられない。今月5日のスーパーチューズデーオバマ氏が健闘したのを受けて、観光協会会員の商店主や会社経営者ら30人が「オバマ候補を勝手に応援する会」を発足させた。これから「アイラブ オバマ」の必勝はちまきも作り、応援団として「オバマガール」も編成する予定だ。

 こうした興奮ぶりをメディアは見逃さない。今月10日にあったAFP通信(仏)の取材には、村上市長が日曜日にもかかわらず市役所内で1時間にわたって応対。イラク戦争京都議定書に対するオバマ氏の姿勢に賛同したという。

 村上市長は「オバマ氏の宣伝効果は抜群。外国からの観光客も増えてくれれば」と話し、オバマ氏の出身地・ハワイ・ホノルルとの友好都市提携も目指すという。





記事②オバマ氏に小浜市から応援の声=「勝手連」も結成(日本語訳)

【小浜(福井県)12日AFP=時事】
 米大統領選の民主党候補指名争いでヒラリー・クリントン上院議員と激戦を繰り広げているバラク・オバマ上院議員が、発音が同じ福井県小浜市から熱烈な応援を受けている。「オバマ大統領」誕生で小浜市が有名になり、ひょっとして国際会議の開催地になるかもしれないと地元では期待している。



≪写真は市内のホテルに張られたオバマ氏応援ポスター≫

 小浜市との「関係」に最初に注意を向けさせたのはオバマ氏自身だ。同氏は2006年12月に日本の民放テレビとのインタビューで、訪日した際に入国審査係から「わたしは小浜市出身だ」と告げられ、同市のことを教わったエピソードを披露したという。インタビューを見たある大学教授が小浜市の村上利夫市長にこのことを伝えたのだそうだ。

 今ではオバマ氏を応援する「勝手連」が結成され、同氏の応援ポスターを張ったり、同氏の似顔絵をあしらったまんじゅうや「I love Obama」と書かれたTシャツの製作を計画したりしている。

 昨年、オバマ氏に英文の手紙を添えて名産の若狭塗りの箸を贈り、今度は地元神社のお守りを贈る予定の村上市長は、「最初はクリントン氏が優勢のようだったのでわれわれの関心は低かったが、彼の人気は上がってきている。80%の確率で大統領になれると思う」と語っている。〔AFP=時事〕

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