【豪州】二大政党、ラッド首相の「日本外し」に喧々囂々


写真は豪州のラッド新首相(労働党=政府公式ウェブ

 オーストラリアのラッド首相(Mr. Kevin Rudd)=労働党=の外遊に関して、二大政党が喧々囂々(けんけんごうごう)の激論になっているようです。首相は野党・自由党の批判に耐えかね、外交政策の修正に応じました。

 12月の総選挙で政権を失った野党(The opposition party)自由党は、ラッド外交を激しく批判。

 ことの発端は、首相就任後の外遊で、米国・欧州・中国を訪問。日本を外したこと。自由党の建て直しを任されたネルソン党首が国会で、「最大の輸出相手国である日本をないがしろにしている」(19日)と批判しました。

 ちょうど1年前。ときのハワード首相(自由党)が来日し、日豪安保共同文書に署名しました。日豪はいまや準同盟国です。

 その後政権交代し、労働党が政府をやることになりました。ですからラッド首相が日本を訪れることは、それだけで十分に意義深いことだと思います。
 労働党政府に再考を要望します。

「日本外し」に批判 豪首相の外国歴訪 

シドニー23日共同】オーストラリアのラッド首相が就任後初の本格的外遊で、日本を訪問先から外したことに、野党などが「最大の輸出相手国の日本をないがしろにしている」などと批判を強めている。首相はこのため、予定していた七月の主要国(G8)首脳会議(北海道洞爺湖サミット)参加に加え、年内に再度訪日する計画に言及することを余儀なくされた。


 首相の二十七日からの外国歴訪先は米国と欧州、中国。外交官出身の首相は中国語が堪能で、中国通で知られる。野党、自由党のネルソン党首は十九日の議会で「なぜ四日間の中国訪問を短くし、日本訪問に一日ぐらい充てられないのか」と批判した。


 首相はこれに対し、サミットで自身が訪日するのに加え、スミス外相、クリーン貿易相ら四閣僚が早期に訪日した事実が、対日関係重視を示していると反論。だが、歴訪からの日本外しをオーストラリアのメディアも「日本冷遇」などと書き立てたこともあり、確定はしていないものの年内に再び日本を訪れる計画があると明らかにした。


 日本とオーストラリアの関係は、ラッド政権が昨年十二月に発足して以来、日本の調査捕鯨をめぐってぎくしゃくしている。福田康夫首相との首脳会談でも、捕鯨問題が議題に上らざるを得ないとみられ、ラッド首相が訪日に乗り気でない理由を「捕鯨で何らかの成果が出ない場合、国内で批判が出ることを恐れているのではないか」(外交筋)とする見方もある。


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