岡田克也のやさしさ原理主義


 与党になってから、政務三役もそれ以外も新人も議員、秘書ともピリピリしたムードが漂っていて、このところ、国会に行っていません。

 来週からは時々行くでしょうから、よろしくお願いします。

 ここら辺で、少し軽いテーマにしたいところですが、とりあえずやや軽いテーマ、優しさを感じるテーマです。

 岡田外相がきのう18日夕方、横浜駅前で、参院神奈川補選(25日投開票)の金子洋一候補=民主党公認・国民新党推薦の応援にかけつけました。

 首都高速霞が関入口から横浜出口までは30分ほどで行けます。しかし、岡田外相は「電話でやりとりできる外相50人作り」を目標に世界を駆け回っていますから、よく行けたなあ、という気がします。

 とはいえ、岡田さんは絶対的に神奈川補選の応援に入ると思っていました。

 民主党三重県第3選挙区総支部長の岡田さん。実は金子洋一さんは少し前まで、三重5区総支部長だったのです。四日市工業地帯を中心とする3区から近鉄に乗って南下し、県都・津を越えてもっと南に行き、志摩半島に行くと、そこが三重5区です。なんといっても、伊勢神宮があるのが特徴です。

 神奈川県出身の金子さんは、三重5区に落下傘で2回挑戦しましたが、自民党現職・三ツ矢さんの厚い壁にはばまれました。

 地元出身者を求める声もあり、第45回衆院選は元県会議長の息子である、藤田大助さんが闘いました。最後に大逆転できそうな気配でしたが、危機感を感じた三ツ矢議員が自ら「比例重複を辞退」したのが、地元の方に心意気を感じさせたようで、三ツ矢氏が当選し、藤田さんは比例復活で初当選を果たしました。

 岡田陣営では、金子さんに総支部長を明け渡してもらって藤田さんが出たこともあり、5区の方も必勝したいということで、山を越えてサポートしましたが、小選挙区で勝てず残念、という声が上がりました。

 城下町・津が地盤の中井洽国家公安委員長(三重1区)、工業地帯・鈴鹿が地盤の三重2区中川正春・文科副大臣(科技担当)、工業地帯であり商都である四日市3区の岡田外相に続き、ベッドタウン4区では森本哲生さんが小選挙区初当選。5区では藤田大助さんが比例初当選ということになりました。

 海千山千の三重県は、市域ごとに独立した気風が高いとされています。神奈川生まれの落下傘ということになると、苦労が絶えなかったと思います。

 故郷に帰り、新しい立場から国政をめざす金子洋一候補。このところ、私は有料ブログ併設の準備で過去のエントリーを振り返る作業をしていたのですが、大事な局面で金子さんから助かるコメントをいただきました。優しさと官庁エコノミストの誇りを持って、国政にチャレンジする金子候補。

 岡田さんは約束を必ず守る人だと言われています。金子さんの応援に駆けつけた岡田さんに優しさ原理主義を感じました。

 新聞の世論調査では、3分の1以上の有権者が投票先を決めていないということで、低投票率確実の厳しい闘いです。そして、“帰郷”とはいえ、国替え候補である金子さんにとってはこの選挙が「ラストチャンス」であることを、是非ともご理解いただきたい。

 参院神奈川補選(定数1)には、いずれも新人で、
 自民党の角田宏子さん
 共産党の岡田政彦さん
 民主党の金子洋一さん(47)元内閣府職員=国民新党推薦
 諸派の加藤文康さん

 の4人が立候補しています。
 
民主党:岡田外相、神奈川で街頭演説 発足1カ月の鳩山内閣へ支持求める

 岡田克也外務大臣は18日夕、神奈川県の横浜駅前で街頭に立ち、鳩山内閣への支持を求めた。

 岡田外相は、発足1カ月が過ぎた鳩山内閣の掲げる政治主導の取り組みについて、政治家が中心になり、国を動かしていると指摘。国民の皆さんも、「目に見えて変わってきている」「今までと違うやり方が実現されている」と実感しているのではないかと思うと、自らの認識を示した。

 また、日ごろの直接対話によって国民の皆さんが肌で感じることを受け止めているかどうかが、政治家と官僚の違いであるとの見解を述べ、「国民の皆さんの気持ちを政府の中に取り入れることは、政治家でないとできない」と主張。政治主導の新しいやり方を、更に進める考えを語った。

 外交については「国民の信頼と支持の上に立って初めて力を得る」ものであると述べ、その認識に立って密約の事実調査を指示したと報告した。また、鳩山由紀夫総理大臣の就任後の首脳外交について、首脳間の信頼関係を構築し、距離感を縮めることができたと振り返った。

 岡田外相は、自身のアフガニスタンパキスタン訪問にも言及したうえ、「国民の皆さんの支持があるからこそ鳩山内閣は仕事ができる」と述べ、閣僚と民主党をさらに支えてほしいと訴えた。

 演説会では、神奈川県関係の衆参両院議員が揃い、党活動への支持を求めた。

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