国会、きょうからゴールデンウィーク返上で審議 復旧・復興への思い、態度で示す

  • 2011-4-28
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 国会はきょうから、「復旧補正」(平成23年度第1次補正予算案)の審議に入ります。

 きょう2011年4月28日は木曜日で、衆参本会議で、野田佳彦財務大臣の財政演説とそれに対する各党代表質問が開かれます。終わり次第、午後8時設定で、衆院予算委員会が開かれ、野田大臣らの提案理由説明があるようです。

 そして、あす2011年4月29日金曜日は昭和の日で祝日。大型連休・ゴールデンウィーク(GW)の初日ですが、衆院予算委員会で質疑が行われる見通しです。

 さらに、30日土曜日も審議を続け、午前中に衆院予算委員会で総括質疑と討論、採決。午後には、衆院財金委、総務委などで歳入関連法案と地方交付税法改正案が審議され、可決。これらが午後2時~午後4時~夕刻にかけて、衆院本会議に緊急上程され、委員長報告、討論、採決のうえ、民主党公明党の賛成などで可決し、参院に送られる見通しです。

 そして、5月1日(日)にも参院予算委員会で質疑が行われると思われます。5月2日(月)は連休の谷間で平日ですが、参・予算委でしめくくり総括質疑、討論、採決のうえ、参院本会議に送られ、民主党公明党の賛成による過半数で、可決、成立する見通しとなっています。

 この極めて異例の日程。

 民主党岡田克也幹事長、安住淳国対委員長らの考えとしては、

 ①祝日ばかりか土日も審議することで、復旧・復興に向けた国会の意気込みを態度で見せる。

 ②土日も関係なく、ノンストップで補正予算(案)を審議することで、勢いで、補正成立を確実かつ迅速かつ早期のものにする。

 ③小沢グループ渡辺浩一郎氏ら「自称・新会派」の16人がちらつかせていた本会議欠席戦術の“大義名分”を奪い去り、世論からみて「単にサボってる連中」に付き落とす。

 ④ゴールデンウィーク前半で弾みをつけて、補正成立後のゴールデンウィーク後半の所属議員の地元回りでの支持者の反応を変える。

 という4点になるかと思います。

 「ゴールデンウィーク返上国会」の審議日程に協力した、石原伸晃自民党幹事長、公明党山口那津男代表・井上義久幹事長ら、華の90年初当選、“ベルリンの壁崩壊で脱イデオロギーの新人たち”の合理的な判断に敬意を表すとともに、これからは、政府外議員も、国民も、マスコミも、「審議拒否」「イメージ戦術」などのパフォーマンスではなく、「国会の中での仕事ぶり」で、政党や各議員の先行きが決まってくる。その新しい日本への第一歩を踏み出すの。それが、きょう、2011年4月28日ということになりそうです。

 ほとんどの議員は、本会議場に直接出勤することにしており、秘書は休みという対応をとる事務所が多いようです。だいたいが、通常国会が始まっても、2月の衆院予算委員会のさいちゅうは、50人の委員と政務三役の70人の合計120人の議員は大忙しですが、他の与野党政府外議員は、国会でも、地元でもやることなく、休んでいるのが実態です。まあ、ブログなどでは「一般法案の審議に向けて、部会で議論し、他党の理事と委員会審議について協議しています」と書いていて、それは嘘ではありません。が、赤坂で飲んだりせず、夕暮れ前に自宅に帰って家族で夕食を食べたり、本を読んで勉強したり、風呂入って寝たりしていればいいわけです。連続して当選している議員はそうやってメリハリのある日程作りをしています。この辺のコツを教えてあげる、というところが、自民党の派閥や、民主党のグループの存在意義なおですが、民主党のグループは自民党の派閥と違っておこづかいが出ませんから、コツさえ教えてもらえばそれで終わり。小沢グループの赤坂での飲み会、鳩山グループ紀尾井町での誕生会、野田グループの六本木でのパーティーや、同僚議員の政治資金パーティ、各種団体や大使館のパーティーなどに出席して、自分の勉強が出来ていない、予算書を開いたことすらない議員は、次か、その次の選挙で消えるでしょう。最近は、議員宿舎で勉強するよりは、広くなった議員会館で、深夜まで自主的に残業して、勉強する方が落ち着く、というタイプの人が多いようで、そういう民主党一回生も、私は複数知っていますので、その辺はご心配なく。ただしかなり少数派です。

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