
[写真]公明党の佐藤茂樹・衆院議員(現在は比例単独近畿ブロック)。
さあいよいよ、来夏の第46回衆院選に向けて、公明党が2011年11月17日の中央幹事会で、小選挙区の第1次公認8候補(予定者)を決定しました。なお、兵庫8区も近く公認を発表する予定。
このうち、第44回衆院選で当時の連立与党パートナーの小泉純一郎・自民党総裁(首相)が公明党の度重なる応援要請を無視して選挙区入りしなかった影響から議席を失った沖縄1区は、第45回衆院選に引き続き候補者を擁立しない方針。
北海道10区(空知総合振興局、留萌など)には、比例北海道ブロック単独の1期生で、道議会議員3期の実績がある稲津久(いなつ・ひさし)さん=53歳=を擁立し、現職の民主党の衆院議院運営委員長の小平忠正さんの強固な地盤と激突します。
支持母体となる創価学会の関西地区での広宣流布(広布)発祥の地になる大阪市西成区のほか、大正区・住之江区・住吉区がある大阪3区には、大阪府本部代表の佐藤茂樹さんが挑戦。当選6回生の52歳で、細川内閣では8党派の若手エースによる横串組織だった「いしずえ会」(岡田克也事務局長)に属し、防衛専門議員として同じ近畿ブロックの前原誠司さんとも仲が良く、民主党とのパイプもあり、公明党の両にらみ(自民党、民主党)戦術の一方の柱になりそうです。この選挙区の現職は、小沢グループとして政治資金収支報告書の虚偽記載が発覚したことで、民主党を離党し、現在は国民新党に身を寄せている中島正純氏で、民主党は候補者を擁立せず、実質的に佐藤さんを精神的に支持することになりそうです。ぜひ、佐藤さんにはがんばってほしいです。
東京12区には、太田昭宏前代表=66歳=が立候補し、小沢グループの青木愛・衆院消費者問題に関する特別委員長に雪辱をねらいます。
神奈川6区は、当選5回生の上田勇(うえだ・いさむ)さんが再挑戦します。現在は民主党の池田元久さんが議席を持っています。
大阪3区には前述の佐藤茂樹さん。
大阪5区と大阪6区にはともに現在36歳の新人(役職はともに公明党青年局次長)を擁立します。このうち、大阪5区(大阪市此花区、西淀川区、淀川区、東淀川区)では、創価大学法学部卒の弁護士、国重徹(くにしげ・とおる)さん。現職は民主党の稲見哲男さんです。
大阪6区(大阪市旭区、鶴見区、守口市、門真市)には東大工学部卒で元文部科学副大臣秘書官の伊佐進一(いさ・しんいち)さんで、現職は小沢グループの村上史好さん。
大阪16区には、8候補(予定者)の中で唯一の閣僚(国土交通大臣)経験者になる北側一雄さん。
兵庫2区(神戸市兵庫区、北区、長田区)には力のある元財務副大臣の赤羽一嘉(あかば・かずよし)さんが立候補する予定で、現職は民主党の向山好一(むこやま・こういち)さん。
8人のうち、新進党勢は5人となり、世代交代の歯車が進んでいることを感じさせます。また、小選挙区立候補者のなかで、新進党解党後に自由党(小沢一郎党首)を経由して公明党(New Komeito)再結成に参加した「汚い経歴」を持つ谷口隆義さんは引退することになりました。ただ、谷口さんの名前は平成21年の公明党本部の収支報告書の「監査意見書」に公認会計士として署名・捺印しているので、うまくやっているようです。このほか、医師の福島豊さんも引退するようです。
【追記 2011年11月24日(木) 午後5時】
公明党は、2011年11月24日の中央幹事会で、兵庫8区の候補予定者として元国土交通省課長補佐の中野洋昌さん(33)を公認しました。現職は新党日本公認で、与党系会派「国民新党・新党日本」の田中康夫・衆院議員。
公明党の小選挙区の立候補予定者は9人となり、2009年第45回政権交代選挙の8人(全敗)を上回り、2005年第44回小泉郵政選挙の人(8勝1敗)と同じ水準になりました。
なお初投稿時(2011年11月18日)のタイトルの「8小選挙区」を「9小選挙区」に改めました。
【追記おわり】
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