
【2012年4月26日(木) 参院総務委員会】
民主党の武正公一さん、自民党の森山裕さん、公明党の斉藤鉄夫さんらが提出した「郵政見直し法案(郵政民営化法改正案)180衆法6号」が2012年4月26日(木)午前11時10分過ぎ、参院総務委員会(藤末健三委員長)で可決しました。みんなの党と日本共産党が反対。あす午前10時からの参院本会議で可決、成立する見通しです。
郵便事業会社と郵便局会社の合併により、郵便局が郵便、ゆうちょ、かんぽ、証紙販売を一体的に取り扱うことができます。郵便配達夫がゆうちょの事務の相談にのったり、具合の悪い人にかんぽの手続きのお世話をすることができます。これにより、黒字事業が背中を押すことで、北海道から沖縄に50円でハガキを出せるユニバーサル・サービスの永続化が可能となりました。
私は小沢一郎さんによる新進党解党という地獄を味わったことがあります。一度壊してしますと、例えば友好団体だった公明党・創価学会は、その後、ずっと自民党と連立したままで戻ってきません。
でも郵便局のみなさんは幸せですね。参院総務委員会の自民党側理事は片山さつきさんでした。きょうは、法案を提出した民自公に社民党を加えた4派提出の附帯決議案を片山さつきさんが朗読・提案しました。
ご存じの通り、片山さんは郵政造反組(ユニバーサル・サービス組)の刺客として政界デビューしました。第44回衆院選静岡7区での得票率0・4%差の片山さんの勝利は、「選挙最終日に人に言えないようなことをしたからだ」と小泉純一郎総裁の命令で現地入りした自民党関係者が証言しています。その刺客が参議院に回り、附帯決議をつける。衆院からの送付後、参院総務委では、参院先議の「消防法改正案」を先に審査しました。この辺の日程調整には何らかの折衝があったようですが、それはそれ。刺客が附帯決議案なんて、さつきさんのオレンジのジャケット同様さわやかで、新しい郵政の出発を感じさせます。
片山附帯決議で、日本郵便がまた一つになりました。
この法律は陛下が公布されてから、1年以内に閣議が決定する政令で施行日が決まります。簡易郵便局の責任者の方は、「簡易郵便局長」を名乗ることができるようになります。
人を想う気持ちで、この国は出来ている。
自由主義がダメだとは言いません。行き過ぎた自由主義がダメなのです。それが人を想う気持ち。震災後の厳しい経済情勢の日本の、大動脈ならぬ毛細血管。それがJP、日本郵便です。うつむいていた人も顔を上げてください。明治4年からしっかりと日本に根ざした日本郵便とともに、もう一度、日本のモノの輪、人の輪、心の輪を作り直していきましょう。
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