
[写真]西郷隆盛像、東京、2016年5月、筆者・宮崎信行撮影=写真と本文はあまり関係ありません=。
第24回参院選(2016年7月)の比例代表得票数の「二大政党率」で、東日本と西日本で深刻な違いがあることが分かりました。
衆議院の比例ブロックの関係もありますので、東日本は北海道ブロックから東海ブロック、西日本は近畿ブロックから九州・沖縄ブロックに分類しました。
筆者の計算では、
東日本では、自民党が1314万票を獲得し、民進党は850万票。これを「惜敗率」で見ると、民進党は対自民党で64%の惜敗率となります。
西日本では、自民党が704万票で、民進党が326万票。惜敗率は46%となり、ダブルスコア以上です。
民進党の対自民党惜敗率が東日本で64%、西日本で46%となったのは、明治維新以来の歴史的経緯がひそんでいるかもしれません。
今後の戦略として、西日本で民進党が自民党を組織、得票数でしのぐのは極めて至難の業です。ただ、英国でも保守党がイングランド、労働党がスコットランドで強く、北アイルランドでは二大政党が候補者すら立てられない状態で、まさに「連合王国」です。
歴史的経緯がある佐賀、大分両県でも自民党は民進党にダブルスコアをつけており、西日本は総崩れ。
国家観を含めて、政権交代ある二大政党政治の理論再構築が必要となりかねない事態と感じます。
異次元の金融緩和の着地をめぐって、大きく環境がかわる可能性も、中期的には、あり得ます。
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