今臨時国会での「歳費法改正案」を参与党内で議論、参議院議員の歳費を衆より安くする附則2019年8月から2022年7月まで検討

  • 2018-10-28
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[写真]伊藤博文像、国会内の参議院通用門近くで本館中央広間にある物とは別、きょねん2017年、宮崎信行が院の許可を得て撮影。

 参議院議員の歳費(給料)を、2019年(新元号元年)8月から2022年(新元号3年)7月までの3年間、衆議院議員よりも低くする、歳費法改正案の提出の構想が、与党内に浮上しています。

 開催中の第197回臨時国会に提出されれば、参議院衆議院の審議のうえ、会期内に成立するかもしれません。但し、与党・参議院自民党内に異論があるようで、一筋縄にはいかないでしょう。

 歳費法(国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律)に、附則を設けて、参議院議員の歳費を3年間、安くする内容を盛り込む改正法案。

 きっかけは、先の通常国会で、参議院定数6増0減法が通過したいさい、附帯決議で「二、参議院議員の定数の増加に伴い、参議院全体の経費が増大することのないよう、その節減について必要かつ十分な検討を行うこと」と議決したことにあります。でもこれはひどい話で、与党の参議院のセンセイ方がお手盛りで定数を増やしておいて、参議院事務局にはペーパレス化などで経費を節減すべきだ、と決議したような話。今や、各種団体も労働組合も、「会長」は立候補せず、「専務理事」「特別執行委員」ら、他の代表者の代理人と落選した衆議院議員しか集まっていない参議院は、もはや存在意義を失ったといっていい話です。また、参議院事務局は8月31日、財務省主計局に、「議員会館に3つ部屋を増設する概算要求」をしており、残り3つは2022年改選時に考えるという余裕の無い運営を迫られています。

 やはり、批判があったようで、ようやくセンセイの歳費を削減しようという機運になりました。

 時給換算ならば、参議院議員の歳費が、衆議院議員の歳費と同額なのはあり得ない話です。削減額は月数万円程度でしょうが、アリバイつくりでもいいから、与野党で矜持をみせてほしいところです。そもそも、どうせ、2022年頃までハウス(院)に残れる議員は、3分の2程度ですから、どうしても、中長期的視点は欠落しているのが、今の参議院与野党通した姿です。 

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