
[写真]副大臣席からながめる参議院第一委員会室、2年前の2017年、宮崎信行撮影。
森ゆう子・参議院予算委員会筆頭理事は、けさ、平成31年2019年3月3日のNHK日曜討論に出演し、
「不景気も統計一つで好景気。参議院は独自の文化があるので、与野党協力して、統計不正を追及する」と語り、あす午前8時55分からの参議院予算委員会でも、衆議院に続き、統計不正をターゲットにすることを明らかにしました。
自民党参議院幹事長代行の岡田直樹さんは、「統計問題は看過できず、与野党問わずただしていく」と明言しましたが、第三者の監察特別委員会の追加報告書を信頼できるとして、野党の出席者から総ツッコミが入りました。
森筆頭理事が所属する会派と行動をともにする、玉木雄一郎国民民主党代表は「実質賃金がプラスかマイナスかもわからない」として平成31年度予算案は議論の前提を欠いていると指摘。野党第2会派「立憲民主党」参議院議員会長の福山哲郎さんは「共通事業所の実質賃金のデータを出させる」「姉崎さん、中江さんの官邸介入疑惑に対してはあいまいな答弁に終始した」とし、参議院では与野党協力しての証人喚問をめざしたい意向をにじませました。福山さんは沖縄県民投票に関連して、辺野古の「地盤のデータを出させる」ことも強調しました。
「維新・希望」の片山虎之助さんも、野党が統計不正の問題を追及するのは当然だと指摘。とはいえ、「1か月間の予算審議で、朝から晩まで統計不正ばかり取り上げるべきでない」「消費税増税や軽減税率を議論すべきだ」「世間では、統計不正よりも児童虐待の方の関心が高い」とくぎを刺しました。
自民党の岡田直樹さんは、児童虐待防止法の改正案と児童福祉法の改正案を、今国会で成立させる意向を与党幹部として明示。
森ゆう子さんは「森友問題でも、参議院の理事会に改竄文書を出した」とし、会計検査院を信用できないとして参議院決算委員会ではなく、参議院予算委員会が、与党の山本一太前委員長や事務局スタッフとともに自発的に解明にはかったのに、財務省が隠ぺいを図ったことへの不快感を示しました。
2年前は森友が続かなくなって加計の合わせ技という印象もありましたが、2019年の参議院予算委員会は、まずは衆議院での積み残しから徹底した野党の追及が始まりそうです。それは野党が弱すぎることの証左ですが、参議院自民党の対応も注目されます。
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