
きょうの予算委員会では同じ小選挙区対決が2つありました。一つは埼玉5区の立憲民主党の枝野幸男さんと自民党の牧原秀樹さん。もう一つは大阪16区の公明党の北側一雄さんと立憲民主党の森山浩行さん。絶対に衆院選がある2021年の衆議院予算委員会の最終盤は選挙近しを感じさせました。
牧原さんは「埼玉県の英雄渋沢栄一が大河ドラマになっている」と切り出しましたが、選挙区の大宮から記念館がある深谷まで電車で1時間1分ほど掛かるようです。枝野幸男さんは「総務省の接待疑惑で、山田前広報官が入院したようなので、早い回復を祈っている」としました。
北側さんは「ワクチンの量は6月末までに全国の高齢者に2回接種する全回分を確保することができるのか」と問い、閣僚は「4月26日週には全国の市町村に一箱分を送り届けられる」と答弁しました。
それはさておき、きょうの審議。森山さんは公明党が会期延長に反対しながらも賛成したIRカジノ施設理念法及び実施法で、なぜか推進大臣を押し付けられている公明党の赤羽一嘉・国土交通大臣兼内閣府担当大臣に質問通告。
森山さんは「目先の儲けのために日本の資産を外資系企業に切り売りした売国政策の集大成がカジノや、カジノ付きIRだ」とし、赤羽さんが採決ほう全体のを棄権したことについて「本当は嫌なのではないか」と問いました。赤羽さんは「カジノは刑法の賭博罪の特例であり法秩序は維持されている」と答弁しました。一方、小此木八郎国家公安委員長は「オンラインカジノはIR実施法で規制されていないので、警察としてはとりしまる」としました。ところで、パチンコは刑法の特例賭博ではなく遊戯ですが、細田博之会長や岩屋毅議員が進めたギャンブル等依存症基本法ではギャンブルになっています。そうすると、秋元議員に中国オンラインカジノ企業が袖の下を渡したことは、なんの目論見だったのでしょう。
ちなみに、森山さんは総務省接待疑惑を担当したため、登場するたびに、赤羽、小此木両大臣を要求大臣としていましたが、総務省の原官房長、秋本情報流通行政局長の答弁が要領を得ず、毎回時間切れで、答弁せず引き留める格好となっていました。横浜・山下ふ頭がある神奈川新聞記者も待ちぼうけだったようです。
森山さんと北側一雄さんは12年間小選挙区で激突。私もなぜか2008年2月に和歌山県南部から大阪南部移動時に、創価学会員の集団に待ち伏せされる事案で巻き添えになりました。その後、電車で移動しながら、「森山さんのところに、敵対勢力が待ち伏せしていませんか」と確認してから、現地に。おそらく、私がクルマで移動するものだと思い込んでいたのに、電車で移動したから追えなかったのでしょう。地方創生の未来は遠い。
予算委員会筆頭理事が辻元清美さんということで、大阪の底上げのためにも予算委員に起用されたということもあるでしょうが、森山さんは意気軒昂と言ったところです。また初のテレビ入りで、金田勝年委員長が「これより会議を始めます」と言ったとたんに「委員長!」とフライングし、先輩から「あわてない、あわてない」とかけられた声がNHK国会中継に入りましたが、あれは玄葉光一郎元外相だったとのこと。二大政党対決志向の玄葉さんは閣僚席から野党席に向かって怒鳴ることもありましたが、立憲民主党の同僚にはとてもやさしいようです。
他の質疑では、西村康稔担当大臣が「最近地元に帰れていない」と吐露するなど、あすの締めくくり質疑を前に、選挙風近しの3月1日となりました。
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