平日のきょう(令和8年2026年5月1日)、国会審議はなく、高市早苗首相はベトナム、オーストラリア外遊にたちました。内閣広報官の佐伯耕三(平成10年通産省)さんとみられる「X」アカウントも新設され同行記を投稿し始めました。まだまだ側近募集中というところでしょうか。
国会は、連休明けは、まず5月7日(木)の午後5時、中道・立憲・公明の3党合同政審(政調会審議会)からスタート。杉尾秀哉筆頭理事率いる参議院内閣委員会、小西洋之筆頭理事率いる参・厚生労働委が、重要広範議案を参の過半数で「修正」し、衆に回付させようと意気込んでいます。
5月8日(金)は9時から衆・法務委員会と地こデジ特別委員会、13時10分から内閣委が開かれます。
参議院は8日(金)午前10時から本会議が開かれ、災害・復興と、ODA・人道支援
の両特別委員会でも所信に対する質疑があります。ODA現地調査団には羽田次郎委員らが参加しましたが、報告はまだ先のようです。
その後、11日(月)朝8時55分から羽田次郎筆頭理事率いる参・決算委が開かれ、高市早苗首相ら総理入り7時間超の審議がなされ、NHK中継されます。20年来の木下剛司・公設第一秘書の発言を、林、小泉両大臣の前で高市さんがするという影響が見通せない審議となります。参・決算委は13日(水)午後1時からも5時間審議。その後は、月曜午前10時又は午後1時、水曜の本会議散会後に毎回のように審議をしていきますが、立憲は意外にも1期生が4名いますから、国対幹部や羽田理事の若手の登用も注目されます。
また、参議院環境委員会が5月12日(火)と14日(木)に開催することが決まっています。環境省は今国会に意欲的に5法案を出しています。開催回数が少ない環境委は、会派の幹部が所属し密談する委員会となっており、現在も松山政司会長、石井準一幹事長、水岡俊一議員会長(立憲代表)も属していますが、残り2ヶ月で5本審議という活発な開催となりそうです。
アクセス数は3割近い減少ですが、そのうちFacebook からの流入が18%に増えました。専門的でありながら、自論の強い当ニュースサイトは、「共感シェア」のFBに弱かったのですが、中道壊滅・女性高市軍拡のなか、大勢に流されない姿勢が評価されている、ということでしょうか。
●しんぶん赤旗「問われる野党の存在意義」2016年体制は終焉
2015年体制ないし2016年体制が崩壊しました。日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は重要広範議案2本の衆議院採決時に同党1会派しか反対しなかったことを受けて、きのう付で「問われる野党の存在意義、反対は共産党だけ」とトップ見出しで報じました。


2015年の平和安全法制強行から、2016年参院選の「野党調整」を経て、候補者調整の失敗を巡る幹部の記者会見での口論や地元での仲違いはありましたが、「たしかな野党が必要です」路線への回帰で、2016年体制は崩壊したといえそうです。衆参とも改選半減との田村・共産党ですが、統一地方選で現職は歯を食いしばって闘うところが多いでしょう。衆参とも少数与党体制からあっという間に世界が変わりましたが、「たしかな野党」路線と、街頭で20代の男女活動家も見受けられますから、統一選後に比例も含めてわずかながら反転していくこともありそうです。
●公明党北区議会議長が「区民の方からのご指摘」で自民6区議が政規法違反で謝罪
東京都北区は、来年の統一地方選後半戦で区長と区議選のダブル改選となります。前回は両方あわせて立候補した59名全員が公営掲示板の枠にポスターを張りつくす熱戦でした。
きのう、当選6回の公明党の青木博子議長の名前で声明が出されました。後で、全文引用します。謝罪をSNSで出した6区議は、全員自民党でした。自民党北区議団は、今世紀の風景では「民主党公認の風情」だった20代初当選女性区議が2人います。また、小野田紀美大臣と斉藤里恵自民党衆議院議員の2人は元北区議です。わずか10ヶ月前の都議選定数3では、自民党の山東昭子元参議院議長や、片山さつき現財務大臣が、新人である元区議会議長男性を「先生」と呼んで持ち上げましたが、大差で次点落選となりました。この集会では、会派を問わず、自民党所属区議は全員そろっていましたが、それでもかなり足腰が弱ってきていることを感じさせました。先の衆院選はいったいなんだったのでしょう。
で、青木博子議長ですが、当選6回で、選挙中の赤羽駅東口では、その都度の改正公選法で一部解禁となったビラのポスティングに関して、共産党が緩和を越えた公選法違反をしているとの主張を、政策に先立ち延々と演説。一方、「大衆とともに」の立党精神の割りにSNSで「木密地域の夕焼けは美しい」と行政用語をまじえて語るベテラン政治家でもあります。報道ではなく「区民の方からのご指摘」が選挙1年前に明るみに出たことで、公明党が野党色を強めだしたような気もします。
上述の、北区ホームページでの青木議長のきのう付の声明は以下の通り。
[全文引用はじめ]
このたび、区民の方からのご指摘により、一部の北区議会議員の政治資金収支報告書に記載漏れ及び提出遅延があることが判明いたしました。北区議会議長として極めて遺憾であり、また区民の皆様には、大変ご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
政治資金収支報告書の提出は、政治資金の流れを明らかにするために設けられた制度であり、議員活動の根本に関わるものです。区民の負託を受けた議員として、定められた期限に正しく報告することは当然の責務であり、当該議員は事態の重大さを厳粛に受け止め深く反省をし、速やかに収支報告書の修正等の手続きを進め完了しています。
北区議会といたしましても、再びこのようなことが起こることがないよう、チェック体制の強化を進めるとともに、本件を全議員が我がことと捉え、一人ひとりが区民の負託を受けた議員であることを、あらためて強く自覚したうえで、各法令・規則の遵守や議員活動にかかる説明責任など、今一度気持ちを引き締め、信頼の回復と区民福祉の向上、北区の発展に全力で取り組んでまいります。
区民の皆様の引き続きのご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和8年4月30日 北区議会議長 青木博子
[全文引用おわり]
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