
【08-3-18 参院予算委・道路財源集中審議】(速報版)
暫定税率失効を目前に国民、自治体の注目を集める
「道路特定財源」。
民主党政策調査会副会長が参院予算委で重要発言。
「道路特会の“埋蔵金”は6兆円ある」としたうえで、
「これで2年はもちますよ。その間に議論しましょうよ」
ガソリン税などの暫定税率は今年度で廃止し、
2年間は埋蔵金で国・自治体の歳出予算を執行しながら、みっちり道路財源のあり方を議論していこう――。
私はそう解釈しました。
発言の主は、尾立源幸(おだち・もとゆき)さん。
午後2時48分過ぎの質疑です。
道路財源のおカネ(money)の流れ(flow)を解明した分かりやすいパネルで質問する尾立さん。
でっかいパネルの中央からシールをはがすと、「6兆円」。
これは道路特会の「出資金」。
日本道路公団などの債務を引き継いだ「独立行政法人・日本高速道路保有・債務返済機構」 「○○-○○道路」と呼ばれる地方の有料自動車専用道路「地方道路公社」(法人格は複数です)などへの出資金。
これが6兆円に上る。
ということは、この“埋蔵金”を担保にお金(money)を借りれば、政府の信用もあるし、6兆円マルマルは無理でも、3・4兆円(1・7兆円×2年間)のお金は工面できるのではないかという考え方だと思います。
額賀財務大臣が「委員長!委員長!委員長!」と叫んで珍しくみずから答弁を求め、反論しましたが、尾立さんに言い返されると、黙ってしまいました。
冬柴国交相は弁護士ですから、自動的に税理士資格も持っているはずです。
冬柴さんは「尾立さんは公認会計士だから、バランスシートや損益計算書を読むとそうなるんでしょうが」としながらも、
「私も前職弁護士でしたが、これ(国交省などの公会計)、全然違うでしょ。分からんでしょう、どこにあるか分からないんですよ、ほんとに」との答弁に尾立さんも相づちをうちなど一瞬、和やかなムード。
道路財源修正の機運の盛り上がりを感じさせました。
自治体担当者はホッとしたのではないでしょうか。
尾立さんはこのあと、「国交省の帳簿があいまいだ」とマシンガンのように指摘。
冬柴国交相も「一般の人、商売をやっている人にも分かるようちゃんとやらせます」と珍しくハッキリ前向きに答弁したほか、伏屋和彦・会計検査院長も不透明なカネの流れの解明に積極的な姿勢を示しました。

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