「釣り堀」か、維新の「大阪市内系衆院議員」が離党の兆し、参で2、3名が「座布団」に合流するだけで自公過半数回復、自公維「府連」は選挙区調整の必要なし

[写真]コロナ禍でも大阪市内の選挙情勢をくまなく取材する筆者。

 釣り堀が始まったようです。

 第50回衆院選で、大阪府内19小選挙区は、すべて日本維新の会公認候補が勝利しました。このうち、大阪15区(堺市美浜区南河内郡など)のみ、浦野靖人さんに続いた自民党公認の島田智明さんが惜敗率上位で比例近畿で初当選しています。ここを除けば、自公の衆の議席はありません。

  大阪2区(阿倍野区など)で離党の兆しがあると報じられました。

 大阪府内では、12区(寝屋川市など)の藤田文武共同代表、17区(堺市南部)の馬場伸幸顧問、18区(岸和田市など)の遠藤敬国対委員長の主流派(東京系、非・大阪市内系)は離党はないと考えられます。逆に、およそ14名ほどは「釣り堀」として一本釣りされて、無所属となる可能性は否定できません。が、それでも与党は衆の過半数には届きません。

 が、それ以外の参議院議員のうち非・近畿系の14名のうち、2、3名が同調するだけで参議院過半数を向こう3年間維持できます。あるいは、維新結党3メンバーのうち1人だけ参議院議員(地元は城東区)が残っており「自民党復党届」を唱えるだけで、過半数に近づきそうです。そういう意味では、大阪2区での動きは「座布団」となり、他の議員が座布団に合流する口実づくりになるかもしれません。

 この辺りは、人脈や金脈というより、維新の衆参の大阪市内及び府北部系は全員が「釣り堀」にいることは間違いありません。

 以上です。

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