
[画像]施政方針に対する代表質問で、政権交代ある政治の実現を誓う、民主党の岡田克也代表(ネクスト首相)、2016年1月26日(火)、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
第190回通常国会は、平成28年2016年1月26日(火)、安倍晋三首相(自民党総裁)の施政方針演説に対する各党代表質問の日を迎えました。
「私は25年間、政権交代可能な政治の実現をひたすら目指してきました。失敗も、挫折もありました。しかし、日本の政治を良くするためには、自民党と競うことのできる今一つの政治勢力を作り上げなければならないとの信念は変わりません。まだ道半ばですが、必ずやり遂げることを国民の皆様にお約束します」と
語り、引き続き、政権交代ある政治をめざす覚悟を示しました。
●正しいことを言うときは少し控えめにする方がよいーー政権交代馬鹿が高じて恩師に破門された私。
私も24年間、政権交代ある政治をひたすらに目指す中で、反省すべき点もありました。民主党が政権にあったとき。一体改革の採決で70人前後の造反が与党から出た信じられない光景を目の当たりにした2012年6月26日から新進党解党者・小沢一郎氏が国民の生活が第一を結党してしまった7月11日までは耳を削がれるような苦しさの中で生きていました。
このとき、私の早稲田大学政治経済学部の指導講師であった、山本武彦教授(現・名誉教授)から新宿に呼び出されました。私を座らせた山本教授は、「初鹿明博には世話になっている」と、若手反乱軍の参謀格「真実の会」事務局長の名前を出しました。そして、「岡田というのは暗くて駄目だ。その点、小沢は筋が通っているよ」と私に語りました。私は、1997年12月の新進党解党の際に、政権交代ある二大政党政治のためにたたかった、岡田克也副総理・社会保障と税の一体改革担当大臣を15年来信頼し続け、新進党を解党して政権交代ある二大政党政治を裏切った小沢一郎氏を憎み続けていたので、政権交代ある二大政党政治に逆行する恩師の発言に我が耳を疑いました。
後日、その発言の真意を問うた私に、山本教授は「酔っていて覚えていない」と語るので、「それはいくらなんでもひどい。私にとっては二十年近くの我が半生を否定された思いだ。謝ってほしい」と迫りました。そうしたら、山本教授は「覚えていないが、仮にそういうことを言ってあなたを不快にさせたならば謝る」とおっしゃいました。私はそこで矛を収めるべきでした。
しかし、私は余計な一言を加えてしまいました。私は「早稲田大学学則第1条には、本学は国家および社会の形成者を養成する大学だと書いてある。しかし、覚えていないが謝るという態度は、国家および社会の形成者ではなく、国家および社会の傍観者だと主張するようなものではないか」と言ってしまいました。さらに、私は学生時代、山本教授からたびたび自分の出身高校を「三流高校だ」と言われながらも、単位をもらえないと学士号を得られないので黙っていたのを謝罪してほしいとまで言ってしまいました。その後、山本教授から破門を言い渡され、謝罪は門前払いされ、きょうにいたります。
その間、私が心の拠り所としていた、早稲田大学学則第1条「国家および社会の形成者」は、教育基本法第1条と実は同じ文言であることを知りました。また私が天皇の子孫であり、他の人と少し違う環境にあることを知りました。
政権交代馬鹿一代。言葉が過ぎたことはたびたびあると思います。きょうの日経新聞交遊抄でも自民党衆議院議員が恩師との交流をつづっており、私の人間としての未熟さにより、取り返しのつかない失態をしてしまったと考えます。一生の戒めとします。
正しいことを言うときは少し控えめにする方がいい。ただ、私の考えは正しい。それはわが生涯をかけて、あるいは死んでから、100年経ってからでも、証明していきたいと考えます。ただ、こんなこと書いていると、私は選挙には出られないなあと感じます。
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