
参政党で、神谷宗幣代表に、おそらく衆議院の現職3議員よりも近いとみられる、川裕一郎副代表(全国比例区候補)は、きょう令和7年2025年7月10日(木)、埼玉・川口駅前で街頭演説し「私たち参政党、この教育制度も見直していきたいと思っています」とし「子供たちが学校に行けないまま引きこもりで家から出れない、そういう環境も増えてくると思います。そういう方は社会に出て、日本の税金を納めていく。そういう立場にもあるにも関わらず逆に生活保護という形で、逆に国から養ってもらわなければならない。私はそういう方々が社会に出れるようにしっかりとサポートしていく」と語りました。石破内閣が「司令塔」の設置を決めるなど日本中の話題を席巻している「排外主義につながりかねない外国人政策」(朝日新聞)である「日本人ファースト」に関しては「今、人が足りないから外国人をどんどん入れていく、こういう政策をしているのは日本の政府の考え方です。それを逆に引きこもりをされている方が社会復帰をして働ける環境をつくること。これが外国人ばかりを入れる政治を変えていけるそういう一歩になるのではないかと思っています」としました。そのうえで「参政党はこのほかにも様々な政策を訴えています。ぜひホームページを見てください。本当にこの国にとって必要なものが全て詰め込まれていると思います」と語りました。
序盤から「10倍から15倍増」の情勢が出たことで、各党から総攻撃を受けたほか、同日までに発売された週刊文春が「神谷特集」を組んだことから「ホームページを見て」との街頭演説で逃げ切りをはかる戦略とみられます。但し、選挙運動はまだ9日間あるため、逃げ切るには、7万人超の党員・運動員らの経験が短く、息切れの懸念があります。
きょうの会場での、選挙妨害は、私が見る限りありませんでした。この後のハコの集会にはおよそ50人ほどの聴衆が詰めかけました。
立候補している全党、全候補者は、中央選管、党道府県選管のホームページが確認できます。
さて、日本人ファーストとは別に、2025年政局の最大の課題「ザイム真理教との闘い」では、財務省は最大のピンチとなりそうです。埼玉県区では輸出戻し税の問題を街頭演説する大津力さんが当選する可能性が出ています。「豊田税務署」がある愛知県でも夫婦で内装業者を営む候補者が「インボイス廃止」を訴えています。いずれにせよ、消費税が廃止されれば、還付金もインボイスも廃止されるに決まっていますが、即時廃止を訴えて当選した議員は、おそらく今までにいないと思います。参議院では財政金融委員をつとめていた神谷宗幣さん(非改選)ですが、獲得議席が失速しても、財務省主税局が「ご説明」をしなければならなそうです。
大津力さんは、これまでに、当ニュースサイトの取材で、埼玉で次のように演説しています。大津さんは元市議で、JC理事長の経験もあります。
「今日私はここで今回一番訴えたい政策の消費税廃止について、皆様にお伝えしたいと思います。なぜ私が消費税廃止を一番訴えたいことを申し上げますと、私は25歳のときから私の父が経営する学習塾の手伝いをしておりました。そして今も続けておりますから、30年ぐらい。学習塾経営に携わっております。そして社員やアルバイトの方々と一緒にやっております。しかし実はこの1980年代ぐらいまではすごい右肩上がりで、今日よりも明日、明日よりも明後日、今年よりも来年、良くなるって希望があげたと思うんですよ。だけどこれが駄目だと、1990年代。銀行破綻、デフレと格差、不透明さでもっともっと厳しくなってしまうんじゃないかということで、そしてその結果失われた30年ですよ。見事に経済成長がなく、その間も上がらなかった。私はこの間、決してさぼってきたわけでなく、もう自分の仕事も一生懸命頑張ってきた。そして、他の私の周りの企業、町工場、商店、いろんな皆さんは本当一生懸命頑張ってます。だけど、どんどんどんどん国力が衰退してしまった。これってなぜかを考えたら、やっぱり消費税ですよ。消費税は一見、誰もが平等な関係なんていう方もいらっしゃいますけども、中小零細個人事業は、消費税が上がるたびに、大企業から同じ金額でやってくれお願いされまして、これを断ると、仕事がもらえなくなってしまうかもしれないっていう恐れかな。その度に同じ値段で歯を食いしばって頑張っている。そして町工場の限界ですから、あとできることって言ったら、会社の利益を削るか。自分の給料を削って、そういうような感じで一生懸命やって何とか持ってきているのが現状なんです。そして、中にはもう限界ということで、どんどんどんどん中小零細個人事業がどんどんどんどん今、倒産増えてるじゃないですか、埼玉県。そして、一方、大企業特に日本の大企業は、輸出を前提にやっている企業が大企業多いですから、大企業は消費税を納めるんじゃなくて、還付金という形で消費税が入ってきて、年間2回の消費税のうち7兆円ぐらいが還付されている。個人事業はどんどんどんどん衰退し、大企業はどんどんどんどん儲かって今や最高の業績ですよ。株価も4万2000円、あのバブル期を超えたなんて言ってますしさらに企業の内部留保が積み上がってしまっている」と語りました。
アメリカ合衆国連邦を仕向地とした輸出戻し税を含んだ、仕入れ控除の還付金の7兆円のお金の流れをなくすために、消費税を廃止すべきだとの理論はかねてからありますが、国会議員や主税局官僚がそもそも理解できておらず、候補者がこの日の3000人の聴衆を前にして明確に打ち出したのは初めてとみられます。
[写真]大津力候補、川口駅前で、きょう2025年7月10日(木)、宮崎信行撮影。埼玉県区立候補者一覧は同県選管ホームページで確認できます。
以上です。
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