自の石破首相、国の田村まみ・UAゼンセン組織内議員から「薬価」を官邸で直接受け取りへ、初めてか、あすの参・予算委後

[写真]田村まみ参議院議員玉木雄一郎国民民主党代表(役職停止)、3年前の2021年、宮崎信行撮影。

 自民1強政治で菅義偉官房長官の「小野薬品オプジーボ値切り」から続く製薬会社に対する緊縮財政を受けて、少数与党に転落した石破茂首相が、あすの参議院予算委員会後に、首相官邸で、田村まみ参議院議員から「薬価中間年改定」に関する国民民主党の要望書を、官邸で直接受け取ることで、日程が組まれました。

 製薬会社の労働組合は「UAゼンセン」(全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟)に加盟しています。筆者が記憶する限り、UAゼンセン組織内議員が官邸で首相に手交するの初めてとみられます。浜口誠政調会長玉木雄一郎代表(役職停止)も同行して、懐に飛ぶこみつつ、抱き込まれることを警戒するかたちとなりそうです。同党内の権力構造は現在は単純で分裂の兆しはありません。
 
 UAゼンセンは松本京子組合員が北朝鮮に拉致されたままで、内閣官房とともに奪還に力を入れています。この運動にとくに携わった松浦昭彦さんが前会長(連合会長代行兼務)をしており、内閣官房との距離も近いです。このたび、永島智子会長にバトンタッチしました。

 同じくUAゼンセン組織内で、茨城2人区の2位で当選した堂込麻紀子さんが臨時国会から、会派に参加しました。イオン労連(本部・千葉市)からは田村さん、堂込さんの女性国会議員2名が相次いで誕生し、国民民主党会派に加わりました。一方、田村さんの初当選で応援した岡田克也衆議院議員は、新・立憲の参加にあたって田村さんに接触しておらず、それでいて「大きな塊」を提唱しており、全国的な天下の大勢をめぐる見取り図でのちぐはぐ感がいなめません。

 薬剤師連盟と違い、政治運動とは遠い製薬の経営陣・組合員の間では、菅義偉さんが主導した薬価切り下げに不満が渦巻いています。これがジェネリック医薬品の供給不足につながっているとの見解が一般的です。一方、薬剤師連盟にも行動をともにしたい予兆もみてとれます。今後の政策形成、選挙で表面化することもありそうです。

国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト
今国会情報(参議院ウェブサイト)
インターネット版官報
Ⓒ2024年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

ページ上部へ戻る