マイナンバーで北海道自治労「河野大臣の記者会見の矮小化に気づかず自責の念」

  1. [写真]北海道自治労会館に立つ岸まきこさんらの立て看板、おととし2021年10月、札幌市で、宮崎信行撮影。

     枝野りっけん結党の経緯から自治労が力を持っており、枝野幸男さんも「消費税廃止は間違い」と自治労の月収アップ路線に回帰してしまいました。先週のYouTubeでは、逢坂誠二さんが「教育が大事だ」と語り「機械でなく人間への投資」が経済回復の道だという、筆者・宮崎信行の考えとは真逆の理論を開陳しました。1996年民主党結党以来の自治労日教組支配の参議院立憲民主党では、参議院予算委員会の基本的質疑から「一級品の行政文書」を取り上げ、採決直前まで引っ張りましたが、日本政治でずっと繰り返してきた「参議院衆議院に比べて世論の変化に対応できていない」証左だと考えます。「竹橋」という皇居の地名をありがたがる日教組主導国対は、与党以上に「欠席」に厳しく、お望み通り、ガーシー容疑者(政治家女子48党)が昨日帰国・逮捕されました。

    参議院本会議 きょう令和5年2023年6月5日(月)】
     残り2週間ということで、月曜午前10時の定例会議が開かれました。
     「デジタル社会形成基本法改正案」(211閣法47号)が審議入り。立憲民主党は岸まきこさんが登壇。

     岸さんは冒頭、次のように語りました。

     「冒頭一言申し上げます。6月2日の参議院本会議で成立したマイナンバー法等改正案は、参議院の審議が4月28日本会議から始まり、私もこの場で代表質問を行いました。その時点では、3月末にマイナンバーカードでのコンビニ交付の誤発行といったトラブルはあったものの、河野大臣の記者会見では問題ないとしており、今となっては問題が矮小化されていたことに気づくことができなかったという自責の念があります。5月に入ってからは次から次へとこの間のトラブルが明るみとなり、問題だらけとなりました。マイナ保険証にいたっては、他人が紐付けられている事象が数多く発覚し、個人情報の命に関わる重大な問題であるにもかかわらず、岸田政権は法案の取り下げや修正もせず2024年秋の健康保険証廃止を含む法改正を推し進めました。国民の不安が払拭されない中での一方的な押しつけに断固抗議します。総点検を終えるまで、マイナ保険証の運用を中止することと、健康保険証の廃止時期の見送りを強く求め、質問に入ります」

     と語りました。

     今国会は「防衛」「こども」「エネルギー」の三本柱だと指摘しましたが、「入管難民」「マイナンバー」が会期末の話題となってきました。法案審査があったから、様々なトラブルが各地から情報が上がってきたと思いますが、うまくすくい上げることができないまま、「顔を見たことがない首相秘書官2名更迭」で今国会は終わりそうな気配です。

参議院地方創生・デジタル特別委員会】
 一般質疑のみで終わりました。
 共産党の伊藤岳さんは「本当に次から次に出てくるという感じですが、マイナンバー法案は、前回の委員会において、多くの国民の不安の声や、我が党と立憲民主党などの反対を押し切って質疑を終局し、採決が強行されました。改めて怒りを込めて厳しく抗議をいたします。法案は通りましたけれども、審議を通して浮かび上がった問題は、何ら解決をしていません。週末に行った世論調査でも、マイナンバーの活用に不安を感じると答えた人が72%、これJNNの調査ですね。担当大臣にお聞きします。先ほどの本会議で私の質問に対して、国民の皆様の不安解消のため、既存のデータの総点検を行うと答弁されましたが、先ほど世論調査にも示しましたように、国民は活用に不安と書いてる述べてるんです。マイナンバーカードの運用は直ちに中止すべきじゃありませんか、どうですか」と問いました。
 河野デジタル大臣は「日本の行政のデジタル化を進めるということは、これはもう国民の皆様の利便性を高める、そして行政を効率化していく。待ったなしだと思いますので、しっかりと進めてまいります」と強弁。
 伊藤さんは「それは当たり前ですけど、まずは運用中止すべきじゃないですか」と更問いしましたが、河野大臣は「今しっかりと総点検をしているところでございます」とかわしました。

参議院行政監視委員会
 青木愛委員長が報告書のとりまとめをはかり、了承を得ました。

●きょうの衆議院の審議はありませんでした。

●あすの国会
 参議院法務委員会で「入管難民法改正案」(211閣法48号衆議院修正)について、まず質疑終局を宣言。その後、討論・採決で、10時半過ぎには衆議院修正通りに可決すべきだと決まる見通し。

以上です。

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