
「横浜ノースドックへの米陸軍揚陸部隊280名常駐」が2+2で突然決まったことについて、立憲民主党の泉健太代表は「まだそのことについての議論をしたわけではない」としつつ「急にそういったものが地元の声もなく出てくる。ついては当然多くの反発がある。我々としてはまず状況の把握をしていく」と語りました。きょう令和5年2023年1月20日(金)の定例記者会見で語りました。
横浜ノースドック。すべて「江戸前」と言われる皇居前の海から見て説明します。右側に大田区・羽田空港があり、その先に横浜市中区山下公園があり突き当りになります。そこからもうちょっと行くと、米海軍など横須賀基地で原子力空母があり、その右に小泉純一郎邸があります。ずっと手前の山下公園よりさらに手前に埋立地「みなとみらい21」があり内陸側にはスガさんのタワーマンションもあります。東京駅直通のJR東海道・京浜東北線の横浜駅・桜木町駅から海向かって歩いて10分超でしょう。道がないので歩いていけませんが、そこから海側に同じ距離ぐらい出たところにある50万平方メートルの国有地・市有地・民有地で、太平洋戦争後長く米陸軍が接収・占有している荷揚げ港としています。ここは瑞穂ふ頭と呼ばれ、連続した出田町ふ頭は「デルモンテ・ファーイーストインク」(本社・東京恵比寿)が独占して首都圏のスーパーに並ぶバナナを輸入している大物流拠点です。
この横浜ノースドックから、米陸軍揚陸部隊が、中央区築地から揚陸して皇居・官邸をめざしたら、1時間以内に陛下や首相が身柄を拘束されかねません。赤坂プレスセンターどころではない、「匕首(あいくち)」となりそうです。
これはおそろしいことです。
東京から見て同じ神奈川区でずっと内陸の「ミルク・プラント」は2000年に返還されました。かなり奥地になりますが、上瀬谷通信施設も返還され、博覧会の特措法がきょねんの国土交通委員会で審議・可決。それに前後して、半世紀にわたりなかなか全面返還されなかったのが横浜ノースドック。「そういえばノースドックの返還交渉の話も最近は話題にならなくなったね」という地元政界で、いきなり「春までに280人の揚陸部隊常駐」という出たら、一瞬、不意を突かれた後に、驚天動地になるのは当然です。不意をつくというのは、2+2の日本防衛省のことですが。
私も2014年7月以降、ネットウヨから国際情勢を知らないとか、時々叩かれましたが、皇居から1時間以内に米陸軍揚陸部隊が常駐することが急に決まるなど、ネットウヨも責任をとってほしいというところです。
来週からの国会は「防衛増税反対・安全保障予算委員会」となりますので、野党はパネルをつくったていねいな議論をすることになります。共産党神奈川県委員会は先週末から、横断幕をつくって反対運動をしています。
鳩山由紀夫政権の辺野古新基地(辺野古代替施設)建設をめぐってのSNSなどでの世論の動揺もありますが、新基地建設どころか、既存港湾施設に揚陸部隊配備ですから、ことは重大です。
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