立憲代表、岸田インフレ批判加速「小麦の価格は9月まで据え置く」あげつらい「4月と10月だけ価格改定知らない大変な勘違い」「物価感覚がない」と切り捨てる

 立憲民主党泉健太代表は、岸田文雄首相が4日前の記者会見で「小麦の価格は9月まで据え置く」とドヤ顔で語ったことをあげつらい、小麦の価格改定は4月と10月の年2回だとし「大変な勘違いをしている可能性がある。物価感覚がない」と切り捨てました。

 泉さんは、きょう令和4年2022年6月19日(日)、神奈川県横浜市を訪れ、立憲民主党の寺崎雄介(てらさき雄介)前県議(相模原市中央区)の第26回参議院議員通常選挙(水曜公示)の準備の応援演説をしました。

泉健太 20220619

 泉さんは「岸田総理こう言ったんです。先日の記者会見で、小麦については今年9月まで価格を据え置きます、と言ったんです。それを聞いたら、みなさん、ああやってくれてんだ、と思うじゃないですか。でも、違うんです。輸入小麦の価格は4月と10月しか決めてない。年2回なんです。4月に決まったものは、9月まで据え置かれるに決まっているじゃないですか」と語りました。

 さらに泉さんは「4月に岸田総理は小麦価格をどうしたんですか。17%値上げしているんです。17%値上げしたものを9月まで据え置きにする。どこが食糧対策なんだとみなさん、思いませんか。おかしいじゃないですか、こんなこと」と話しました。

 横浜開港以来、輸入品の物価に日本一敏感なハマッ子(横浜市民)から「とんでもない」との声が上がり、この政策項目がきょう一番多くの拍手を受けました。


[写真]立憲民主党泉健太代表とてらさき雄介(寺崎雄介)候補予定者、きょう2022年6月19日、神奈川県横浜市で、宮崎信行撮影。

 日本の小麦の9割以上は輸入で、すべて政府が一括して購入してから、民間に売り渡しています。物価統制のための「公定価格制度」は食糧法で国際的な相場も含めた「政府売り渡し価格」に改定されましたが、4月と10月にしか改定しないことは続いています。

 上述の記者会見で岸田首相(自民党総裁)は「そして、食品については、ウクライナ情勢で輸入小麦の国際価格が2割から3割上昇していますが、政府の国内製粉会社への売渡価格は、9月までの間、据え置くこととしています。10月以降も輸入価格が突出して急騰している状態であれば、必要な抑制措置を講じ、パンや麺類などの価格高騰を抑制します」と述べています。

 過去の役職などを考えると、岸田さんは本当に泉さんが指摘したことを知らない可能性が高いと思われます。

 泉さんは演説で、「岸田さん本人の感覚は、日銀総裁とのやり取りの中で、頭の中で固まって行っちゃっているような気がする」と述べ、「岸田インフレ・黒田円安」の追及の手を緩めないどころか、さらに加速するかまえをみせました。


[写真]泉健太・寺崎雄介演説会場にあらわれた、三原じゅん子自民党参議院議員横浜市議会議長ら=同。

 ところで、泉さんの演説中に、おそらくこの日程を事前に把握して自民党三原じゅん子参議院議員や、同党の横浜市議会議長らが登場し、歩行者と交流しました。泉さんからは三原さんが目に入ったと思われますが、まったく反応しませんでした。この後の、三原さん単独の演説会と比べると、さすがに泉代表入りの寺崎さんの演説会の方が聴衆は2倍だったように見えました。

 以上です。

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