
残り28営業日の第208回通常国会。火曜日からは衆参各常任委員会が動き、一般恒久法案の審議が佳境となります。
参・決算委では、2週間前の、知床遊覧船のずさんな運航による沈没事故(
今回は非改選で北海道選挙区(定数3)選出の立憲民主党の勝部賢志さんが斉藤大臣の質問する見通しとなりました。

[写真]勝部賢志・立憲民主党参議院議員、北海道札幌市で、きょねん2021年10月、宮崎信行撮影。
この事故について、斉藤大臣ら国交省が国会で答弁するのは初めて。社長らの法令に関する聞き取り、法改正の必要性などで初めて見解が出そうです。また、北海道警察本部が沈没船を水中カメラで撮影していたら、カメラが使えなくなったと、第一管区海上保安本部が発表したと報じられるなど、国交省北海道局も交えて、現地の情報が分かりづらい面もあり、委員会の国政調査が期待されます。
また、公明党は、ロシア無期限入国禁止リストに載った、熊野正士議員(比例・改選)が登場。同党は、外務省出身で福岡(3)高瀬弘美さんもリスト入りしましたが、何度も書いていますが、精力的に活動してながら、「体調不良」として高瀬ママは国会を引退。先輩の秋野公造さんが福岡で出馬することになっていますが、秋野さんも質問に立つことになります。
残り28営業日となった、第208回国会の焦点は、補正予算案の性質をめぐる内閣の信任が問われることになります。そして、衆参ねじれ国会のときに、福田康夫首相を、麻生太郎幹事長が「改革クラブ」をつくらせて野党を分断したテクニックを、再び麻生副総裁として芳野友子会長や玉木雄一郎代表らに弄していく「麻生の火遊び」が注目されます。麻生幹事長はその後首相となりましたが、麻生副総裁は新・麻生派の面倒見も悪く、首相返り咲きはねらっていないと思われます。改革クラブでは、渡辺秀央らの試みを、菅直人代表代行が姫井由美子参議院議員を切り崩すことで、政党5人要件を満たせず空中分解。その後、麻生さんも菅さんも首相となりました。今回は、改革クラブの残党である、松下新平議員が宮崎(1)で改選を迎えることも注目点。北海道3人区でも、麻生派の前衆議院議員が自民党の2人目としてごり押しされたことから、首相になる気がない麻生さんの火遊びから、自民党内の導火線に火が付くこともなくはないでしょう。
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