
閣議決定文書「経済財政運営と改革の基本方針2019」は「新公益法人制度の発足から10年が経過したことから、公益法人の活動の状況等を踏まえ、公益法人のガバナンスの在り方等について必要な検討を行う。公益法人としての学校法人制度についても、社会福祉法人制度改革や公益社団・財団法人制度 の改革を十分踏まえ、同等のガバナンス機能が発揮できる制度改正のため、速やかに検討を行う」としていました。
ところで、学校法人日本大学がGHQの財閥解体リストに載ったことから、私の母校日本大学第二中・高等学校が対等な契約関係の独立した別法人になったり、近畿大学がのれん分けしたりしました。面倒見のよう体質のようで日大二中の同級生少なくとも3名以上が「卒業した学部の準教授」「附属病院薬剤部の部長」「直営の附属中高の体育教師」として学校法人日本大学職員になっています。日大二中卒業生は「日本大学グループのユダヤ人社会」とも他称され、一つ前の医学部長兼副総長や板橋病院医師などに多いです。私は早稲田大学の同級生で、学校法人早稲田大学の職員になった人を知らないです。日大のような巨大企業となると、本部職員しか実態が分からないし、医学部長は学校法人経営に興味があって進路を決めたわけではないので、職員が理事長を批判できないのは、やむを得ない面もあると考えます。
私学経営でブランドは大事です。日大二中は「実質的な創業者の逝去で20代で世襲した理事長」の山野井和雄さん(故人)が「世襲なのに東大卒」というブランドがあったため他の私学と差別化され、独自路線をぐいぐい引っ張りました。山野井さんのお父さんは、広告費を浮かせるため、トラックをしつらえて新宿駅前に乗り付け、荷台に乗りマイクを持って竹藪を切り開いてつくった日大二中への進学を呼びかけていたそうですが、二代目はロマンスグレーの穏やかな紳士でした。同僚に配慮して理事長昇格とともに英語教師として教壇に立つことをきっぱりやめて、わざと授業時間を選んで誰もいないキャンパスを徒歩移動していました。私は見た目と違って授業中に教室の外をボーっと眺めることがあったのでそのことに気づいたわけです。私学でブランドはとても大事です。
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