略称「民主党」が事務局のミスだと立憲民主党執行部が初めて認める、党大会案は了承、泉健太代表は衆院選惜敗者の総支部長再任は参院選後と暗示、枝野幸男・福山哲郎黙して語らず

 14時49分にモバイルから公開した速報版記事を、全面的に仕立て直して、午後9時48分に更新しました。

[写真]両院議員懇談会に臨む、泉健太代表ら立憲民主党執行委員(合計12名)、東京・永田町の同党本部別館で、2022年2月19日、宮崎信行撮影。

 立憲民主党は、きょう令和4年2022年2月19日、年次党大会を前にした、両院議員、県連幹事長に対する事前説明会合を、リアルとオンラインのハイブリッド型で開きました。党本部主催の両院議員懇談会の土曜日開催は極めて異例。会合は、県連幹事長・選対委員長と両院議員懇談会の2部制で開かれ、予定よりも短時間で終わりました。

 会合の結論としては、執行部が提出した大会議決案に対して、表現の微修正を求める国会議員の声に応じて、西村智奈美幹事長が引き取り微修正することが承認されました。

 4か月前の第49回衆院選では、立憲民主党が略称を「民主党」と届け出ましたが、県連幹事長からの質問に答えるかたちで「衆院選では、届け出の期間がうまくいかなかった」とし、政党の略称変更は公示前に締め切りがあることを知らなかった党事務局の手違いであったことを初めて公式に認めました。当時の、枝野幸男代表・福山哲郎幹事長は部下をおもんばかっていました。

 枝野議員、福山議員の2人は両院議員懇では、黙して語りませんでした。

 枝野・福山コンビは順調に準備をしながら、定例の任期で就任した連合の芳野友子会長の「共産党との枠組みはあり得ない」「共産党員が選対に入り込み政策をねじ込もうとしている」との斜め横からの激励に不意を突かれて、横倒しとなる無念の選挙結果となりました。

 県連からは「うちの県は連合とフランクにいろいろな話をしているので、党本部も連合とはもっとフランクにいろいろな話をした方がいい」との声が出ました。他の党との関係でも、共産党、国民民主党との関係ではなく、日本維新の会との関係に関する意見が出て、「関西は厳しい」との悲鳴も出ました。

 参院選の候補者擁立状況については、各々の県の情勢だけで、全国的に擁立の加速を求める声は出ませんでした。

 衆院選の惜敗者の総支部長再任が遅れていることも話題になりましたが、県連からは手続きについての確認を求めるだけでとどまったようです。泉健太代表は挨拶で「衆議院の惜敗者につきましても、全国の多くの仲間たち、(大西健介)選対委員長がすべて面談をさせていただいて、選対の各役員のみなさんにもご協力をいただいて、再任が可能な方はできる限り再任をさせていただき、また参院選までに継続調整をしながら、その選挙を応援していただくみなさんにも、数多く取り組んでいただけるような、環境を完了させていただくところであります」と述べました。つまり惜敗者全員が第26回参院選前に総支部長に再任されることはないと明言したわけで、宙ぶらりんな状態で参院選を手伝えというのも、やや無理な話のように、私には思えます。

泉健太 20220219 宮崎信行撮影

[写真]挨拶する泉健太代表。

[写真]リモート参加の両院議員(右側)を見る執行役員(左側)
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