
坂上職員が、きのうの幹事長会見で司会を卒業し、選対に異動しました
代表・幹事長会見を党本部単独主催とすることで、党本部が設定した出席要件を満たすと認定したフリーランス・独立系記者も参加できる記者会見の取り仕切りを与党時から11年4か月担当してきた立憲民主党の坂上職員が、きのうの幹事長会見で司会を卒業し、選対に異動しました。
泉健太代表や秋元雅人事務局長が、役員室、企業・団体委員会の幹部職員を選挙対策委員会事務部に異動させる結党以来初めての人事をしたことに伴います。
私も2009年以降、野党→与党→野党を通じて、役員室主催のオープン代表・幹事長記者会見に出席してきましたので、坂上職員にはお世話になりました。

[写真]記者会見中に背後から薄日が差した、西村智奈美幹事長記者会見、きのう2022年1月12日、宮崎信行撮影。
きのうは、南側を向いた窓を背にした幹事長に背後から薄日が差す幻想的な風景となりました。
坂上職員は中選挙区時代の社会党の近畿選出議員の秘書出身。当時マスコミに追われていたその議員の「辞職届」を代筆した後に、民主党職員に転じました。その後、小沢一郎幹事長が2009年9月に秋元雅人さんを事務局長に抜擢する大人事異動をした小沢幹事長はほどなく失脚。枝野幸男幹事長を経て「反小沢の急先鋒」岡田克也幹事長になり緊急感が漂いましたが骨格は維持し、役員室の岩手県出身職員に選対に異動してもらって後釜に2010年9月に坂上さんがつきました。それから11年4か月、担当してきました。民主党時代から別政党といってよかった「新緑風会」も、立憲民主党では「参議院立憲民主党」となり、党本部役員室を通じて記者に事前の日程提供をする改革も実現しました。
記者会見場では寡黙で「俺に話しかけるな」という緊張感を常に出している私としても、レガシーメディアの野党担当記者が大量に入れ替わる内閣改造直後に突如「坂上さん!次の常幹の日程いつですか?」と大声で聞くと、坂上職員と名刺交換をする記者の行列ができるという相互依存関係をつくってきました。

[写真]坂上職員の司会で代表辞任記者会見に臨むのに笑顔の、枝野幸男さん、2021年11月12日、宮崎信行撮影。
一応、選対ということですから、敵対的政党・勢力が検索できないよう、フルネームと写真は控えました。上の枝野前代表の卒業会見でも、向かって右に司会の坂上さんが控えていたから、「枝野党父」はリラックスしていたのかもしれません。
今回の選対強化人事では、新宗連など宗教法人担当の自民党竹下派出身の企業・団体委員会の職員も、選対に異動。機構改革も含めての、選対強化となりそうです。それだけ7月の参院選に存亡の危機がかかっているとの認識かも知れません。
枝野立憲結党メンバー、旧国民民主党組、大量新規採用組、社民党から吉田党首・吉川幹事長と一緒に移籍組の4身分制となってしまい、枝野立憲組重用により、旧国民組との民進党時代との上下関係のねじれも生じる大型船となりますが、議席が増えたら政調を廃止してしまい心労で事務局次長が休職・退職してしまった小沢一郎幹事長体制とはもう時代は違います。政権や国政選挙勝利の経験がない大多数の職員は実感はないでしょうが、参院選で議席が増えたら全員がハッピーです。心を一つに秋元事務局長の下、泉代表・西村幹事長を支えていただきたいものです。
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