プーチン大統領が択捉島上陸の暴挙、交換条約保護実効支配81年、南進でのクリミア半島占拠から12年

ロシアのプーチン大統領は、きょう2026年8月13日(木)、択捉島を訪問しました。
高市早苗首相の外交姿勢が問われます。40年前の女性初の保守党党首で政権交代により女性初の首相となったサッチャーさんはフォークランド戦争のさいに「女の首相なんか」と陰口をたたかれたこともあるようですが、毅然とした態度で鉄の女と呼ばれるまでになりました。但し、賛否両論があります。首相はあさって、「全国戦没者追悼式」に参加しますので、日本武道館がある北の丸公園の向かいとなる靖国神社に参拝するか注目があつまっています。

母・和子さんを老衰のため94歳で亡くした(5日逝去)ばかりの茂木外相は「本日、ロシアのプーチン大統領が、択捉島を訪問したとの報に接しました。択捉島を含む北方四島は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、日本国として今回の訪問について強く抗議します」と発表しました。

スターリン共産党書記長時代の1945年の夏から秋にかけて独ソ戦争ベルリン陥落の勢いのまま、「千島・樺太交換条約」を反故にして、南千島の北方領土を占領してから、国家元首の上陸は81年前にして初めての愚行。世界最大の面積を持ち、欧米では最も人口が多いロシア帝国は、歴史的に「南進する5つのロート」があり、その最も西のクリミア半島の占領が12年経ったため、最も東の北方領土ルートを重視していると思われます。オバマ大統領率いるアメリカを制してウクライナから奪ったクリミアを巡っては、今もウクライナとロシアの戦争は続きますが、その戦意の高揚や、国内での支持の誇示も狙っている可能性があります。実効支配を正統化するものです。が、周辺海域などを含めて過去の南進5ルートの歴史からいくと非常に危険な状況となります。


[写真]ロシア大使館、2025年6月6日、東京タワーから宮崎信行撮影。

立憲民主党の徳永エリ政調会長は「本日、ロシアのプーチン大統領がわが国固有の領土である、北方四島(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)の一つである択捉島を訪問しました。ロシア国家元首として初めて択捉島に上陸したことは、北方領土は歴史的にも法的にも日本固有の領土あるという我が国の立場と明らかに矛盾し、ロシアによる不法占拠と実効支配を正当化しようとする、断じて受け入れられない行為であり、厳重に抗議します」との立場を示しました。

そのうえで高市政権に際して「政府には、ロシアに対して厳重に抗議し、北方四島は日本固有の領土であるとの立場を改めて明確にするよう求めるよう要請します。さらに、今回の訪問についてその目的、狙いについて情報収取、分析し、しかるべき対応を検討するべきです」「ロシアに対しては、停止された墓参の再開、ウクライナ侵攻の即刻停止、そして、改めてこれまでの日露間の諸合意、法と正義の原則を基礎として、四島の帰属問題の解決にむけて、平和条約締結の交渉につくよう強く求めます」との談話を出しました。

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