
民主党(DPJ)副代表の前原誠司さんが、9月21日投開票の民主党代表選への不出馬を正式表明しました。
これで、「凌雲会」から代表選出馬を検討しているのは、仙谷由人さん(62歳)、枝野幸男さん(44歳)の2人となりました。
「凌雲会」(通称:前原グループ)は総務省に正式に届け出た政治団体で、2002年8月9日設立、本部(主たる事務所)は銀座に置かれています=2006年12月現在の資料、以下同様。
政治団体には責任者として、2人の名前の届け出が必要ですが、凌雲会の代表者は「仙谷由人」、会計責任者は「枝野幸男」となっています。責任者が2人とも代表選に名乗りを上げている状態になってしまいました。
仙谷さん、枝野さんとも弁護士です。
仙石由人(せんごく・よしと)さんは62歳。小選挙区導入後、徳島1区全勝を含む当選5回。四国唯一の民主党議員だったこともあります。ネクスト厚労相や衆院決算行政監視委員長を務めました。
枝野幸男(えだの・ゆきお)さんは44歳。名門・宇都宮高校から東北大学へ。埼玉5区(旧大宮市・旧与野市)から当選5回。元政調会長で、現在、衆院決算行政監視委員長をしています。
2人とも1998年4月の民主党統一大会の前から旧民主党(鳩菅民主党)に参加しています。
仙谷さんが62歳、枝野さんが44歳ですから、「仙谷さんに譲ったら」という声が出そうです。
ただ、1999年1月18日の「第1回民主党代表選」では、菅代表(当時)の無投票再選が予想される中、当選2回生の松沢成文(まつざわ・しげふみ)さんが出馬しました。松沢さんは当時40歳でした。
結果は、「菅180票」対「松沢51票」で、
松沢さんは、自身のHPで、
「骨太な政策を訴え51票獲得の善戦で注目を集めた」と自画自賛しています。
[第1回代表選で注目を集めた松沢成文さん]
松沢さんは現在神奈川県知事2期目、「ローカル・マニフェスト」を掲げ200万票を獲得。やはり「1999年の善戦」が松沢さんを大きく成長させたことは間違いありません。
「推薦人20人」は、仙谷さんも、枝野さんもギリギリ獲得できる可能性がありそうだし、なさそうだし、なんとも微妙です。もちろん代表選で勝つことを考えれば、どちらかに一本化しないと勝ち目はないと思われます。
両者は「オリンピック閉幕(8月24日)前にメドをつけたい」との考えのようです。
6月29日付「時代が仙谷由人を求めるなら」民主党代表選出馬に意欲
6月1日付鳩山幹事長、代表選無投票さけるため若手の出馬に期待
民主代表選、前原氏が不出馬宣言 「小沢氏に及第点」(朝日新聞) – goo ニュース
民主党の前原誠司副代表は6日に日本記者クラブで会見し、9月の代表選では「コーディネーターの一人に徹したい」と述べ、不出馬を表明した。その理由は「(自分が代表を辞任した06年後の)衆院補選や参院選での勝利で小沢代表の党運営には一定の及第点を与えられる」と語った。
ただ、前原氏は政策論争が必要との立場から「代表選は必ずあると確信しているし、行われなければならない」と強調。次の衆院選を「最後の決戦」とした小沢代表発言について「選挙に負けたら民主党は空中分解するんじゃないかとみられることへの抵抗感が強くある」と語った。
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