延長国会の会期末(7月28日)まであと5週間と2日間となりましたがきょうで一つのヤマ場を越えました。
きょう(6月19日)は午前10時から参院本会議、午後1時から衆院本会議が開かれました。重要法案だった、海賊対処法案、租税特別措置法改正案(贈与税減税の補正予算関連)、国民年金法改正案の3議案をいずれも参院本会議で否決しました。衆参不一致のため、衆院に再送付され、民主党は3議案に平岡秀夫(山口2区)、和田隆志(広島7区)、長妻昭(東京7区)という3人の実力派を反対討論の弁士に立てましたが、あえなく3分の2で再可決されてしまいました。
延長国会は、これから内閣が提出する「船舶検査に関する新法案」が衆参で、「臓器移植法案」が参院で審議されます。このほか、民主党が議員立法として出している政治資金規正法改正案、地球温暖化対策基本法案などたくさんありますから、ドンドン審議入りしてほしいものですが、なかなか難しい面もあります。衆院総務委員会では郵政問題に関する一般質疑が今後も設定されそうです。
ただ、全体的には議案不足で何をやっていいのか分からない状況になりました。もちろん速やかに解散を求めるわけですが、責任ある政権準備党である民主党は7月28日までのグランドデザインを示した上で、延長国会をしっかりきっちりみっちり仕上げることが求められます。
話題作りが必要です。
実は今国会でも話題を呼んだ政策分野で中堅実力派3議員がチームを組み、政策秘書も含めて丹念で包括的な調査が進んでいます。これは「スキャンダル」系の話題に発展する可能性もあります。現在の調査作業は若干攻めあぐねているようですが、単発で面白い話題が出てくると思います。
民主党は話題作りが下手です。選挙に強い衆院議員および参院議員は、知り合いの記者をつかまえて、「暇ネタ作りで協力するから何がいい?」と話し合ったらいいと思います。
それと、やはり解散先送りで、現職議員も含めて全体的にイライラ感が高まっています。政治家は心も体も強くなければいけませんが、本当に強い人間とは自分の弱さを認めることができる人です。これはキリスト教文化圏の政治家では当然のことで、外遊時にローマ法王に深くひざまずき、その映像を国内に流すことで支持率が上がる大統領もいます。「大統領にはローマ法王が付いているんだ」という安心感が国民の大統領への支持につながるようです。
大半の総支部長の周りには年長者のスタッフ、コアメンバーがいます。心の苦しさを国民と共有できる、少なくともコアメンバーと共有できる総支部長こそ、本当に強い人だと私は考えます。







