「異常事態だ」「(我々は)税金泥棒だ」松浪健太・決算行政監視委員長(維新)が異例の報告 衆議院本会議

  • 2014-4-22
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【2014年4月22日(火)衆議院本会議】

 日程第一から十八まで、18議案を可決し、参議院に送りました。すべて6月22日までの会期内に、参院でも可決(承諾、承認)され、成立する見通し。

 決算は衆参の先議の別がなく、それぞれ審査を開始できますが、予備費の使用調書の国会事後承諾は衆議院先議となっています。なぜだか分かりませんが、とにかくそうなっています。防衛省が大型装備品を5年ほどかけて整備するために、国庫が裏保証する「国庫債務負担行為の調書も議題となっています。

 平成23年度と平成24年度、これは東日本大震災の発生をはさんでいるので、予備費が多く使われた2年間なので、落ち着いてからの国会事後承諾がとても重要です。衆院で承諾され、参院に送られました。

 松浪健太・決算行政監視委員長(日本維新の会)は委員長報告の最後に、突然、「みなさん、決算審査はただいま異常事態です!」と叫びました。議場内が騒然とする中、「当委員会ではいまだに21年度決算も審査されていません。これでは国民から税金泥棒と言われてもしかたがありません。各会派の理事が努力していますが、構造的な問題があるとしか言いようがありません」と語り、国会改革の必要性を訴えました。

 常任委員長が本会議で国会議員みずからを「税金泥棒」と語るのは極めてまれ。

 このほか、意匠に関する条約など186条約6~10号の5本を承認し、参院に送りました。

 初めて重要広範議案指定を受けた「鳥獣保護法改正案」(186閣法57号)も参考人も含めたていねいな審査を経て、可決し、参院に送られました。軌を一にして、派閥を持つ自民党幹部経験者が「銃刀法についての勉強会」を開きました。おそらく本会議で鳥獣保護法の議論を聞いたので、「銃利権」をめぐって存在感を発揮しようという機運になったのだろうと推測します。とにかく各党の幹部クラスは本会議をよく聞いているものですが、やはり本会議での趣旨説明と代表質問というのは意味があるのだなあと感じました。

 2012年6月の社会保障と税の一体改革3党合意に基づく、2012年8月の税制抜本改革法などに基づく、2013年8月の社会保障制度改革国民会議の最終報告書に基づく、2013年11月の社会保障制度改革プログラム法に基づく、「難病患者の自己負担創設法案」。

 プログラム法の採決は、衆院委員会で混乱しました。その議論で一番頑張ってきた、中根康浩さんが修正案を出し、自民党共産党も全会一致で修正可決した「難病の患者の自己負担を創設する法案」(186閣法24号)と「児童福祉法を改正して小児慢性特定疾患の自己負担を創設する法案」は、発声による投票で、異議なしの全会一致で参院に送られました。2015年1月施行。2倍の人が助成を受けられるようになります。全会一致可決は、「中根の奇跡」ともいえる、議会政治に燦然と輝く出来事だと考えます。

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