
[写真]教育相当の良心が問われる、太田昭宏国土交通大臣、宮城県・岩沼市、2013年6月30日付公明新聞ニュース。
第2次安倍第1次改造内閣で再任された、太田昭宏国土交通大臣は、安倍首相から「カジノ法案の答弁担当になってほしい」と指示されたことを、同日夜の国交省内での記者会見で明らかにしました。夜が明けたきょう、2014年9月4日付の新聞が伝えました。
カジノ法案は、IR法案(あいあーる・ほうあん)と呼ばれており、衆議院内閣委員会で継続審査(閉会中審査)になっています。昨年末の第185回臨時国会で、超党派で一本化した「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(185衆法29号)として、細田博之君外9名が提出。ことしの第186通常国会会期末の2014年6月18日(水)には、衆議院内閣委員会で趣旨説明がなされ、閉会中審査の手続きがとられています。秋の臨時国会で審議し、可決、成立する公算が高まっています。
きょうの朝日新聞の連載小説、夏目漱石の「心」(こころ)の中に、「私にも教育相当の良心がありますから」という一文がありました。大学進学率が低かった時代には、教育の高さが良心のありやなしやにつながったのでしょうか。大学進学率が向上して、行政や金融機関が、庶民を縛りつけ、搾り取るための手先として禄を食む(はむ)、教育の高い人に良心はありません。漱石は続けます。「私の傍へ来て、御前は卑怯だと一言ささやいてくれるものがあったなら、私はその瞬間に、はっと我に立ち返ったかもしれません」。
太田さんが京都大学大学院卒の高い教育に相当する良心があるかどうかといえば、創価学会(発足時は創価教育学会)の男子部長だったことからうかがえるかもしれません。
IR法案を読むと、カジノ委員会は内閣府外局にする、とあり、国土交通省の文字はどこにもありません。ただ、実体がよく分からない「内閣府」よりも、人の生命財産を預かる、海上保安庁、気象庁がある国土交通省がしっかりとグリップした方がいいのかもしれません。
きょうの「心」には、次のような言葉があります。
「君が止めたければ、止めてもいいが、ただ口の先で止めたって仕方があるまい。君の心でそれを止めるだけの覚悟がなければ」







