【政治とメディア】川上量生さんが「ニコニコ生放送」など運営会社の代表取締役を引責辞任のもよう、取締役は続投

  • 2019-2-13
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 首相官邸、外務省や、その時の野党などの政治家の記者会見をインターネットで生中継(送信・放送)するパイオニアニコニコ生放送ニコニコ動画」を経営する、「ドワンゴ」の創業者、川上量生さんが持ち株会社の「カドカワ」の代表取締役を辞任し、取締役に降格したことが報じられました。(カドカワの川上社長が辞任

 経営不振による引責辞任とみられます。

 前世紀末から、通信衛星を使った放送局(CS)のニュースチャンネルが始めた記者会見の生中継ですが、「ニコニコ生放送」が、同社だけの技術「コメント投稿機能」を付加して始めたことで、2008年頃から急激に政治に影響を与えることになりました。2011年では、官房長官記者会見で「#edanonero」というハッシュタグが、ツイッターとの連携投稿もあいまって話題になりました。麻生太郎さんの親族が経営陣・株主になっていることから、2012年に民主党が討論会を拒んだこともありますが、ニコファーレ(六本木のディスコ「ヴェルファーレ」を買い取って改装)での国政選挙の党首討論会や、幕張メッセでの「ニコニコ超会議」など独自主催のリアルイベントの中継などにも、最大与党を含めた各党が参画してきました。

 上場企業に義務付けられた資料類によると、同社の売上高に占める、政治関連番組に関連した売上高は数%前後かそれ未満だったとみられ、最近は、官房長官記者会見、衆議院参議院などの生中継に絞られてきていました。

 2004年以降、立憲民主党と国民民主党は、党が単独で開催する党首記者会見を定例で開き、その映像を党が独自で(録画含む)配信する体制となっていることから、政治とメディアをめぐるマネタイズは難しい現状が続きそうです。

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