
来週木曜日に召集され、金曜日に所信表明演説の変則日程となります。火曜日は自民党役員会は開かれず。三笠宮妃の斂葬の儀となります。お父さんの高木正得さんは貴族院議員でした。両院事務局の「議会制度百年史」の貴族院議員名鑑によると、高木子爵は、東京帝国大学理学部の大学院卒。昭和7年4月から昭和22年5月までつとめて、昭和23年11月に亡くなりました。貴族院廃院のショックで若くして亡くなったとされています。令和6年の現在、党派を問わず落選した人のショックは、廃院のショックよりは小さいように傍観者として感じます。生き抜いていただきたいと思います。百合子さまは、お父様を超えて長生きなさいました。
経済対策が閣議決定され、第1次補正予算案の編成に入ります。これに先立ち朝9時から政府・与党政策懇談会が開かれました。自民党からはスガ副総裁、武見参議院議員会長らが初見参。公明党は斉藤新代表、西田幹事長のほか、赤羽副代表、谷合参議院会長、石川参議院幹事長が出席しました。竹谷代表代行の姿はなかったようです。公明党の副代表のもう一人は前議員です。自民の松山・参幹事長の姿もなかったようです。両党の国対委員長もこの場には加わらないようです
経済対策に恒久的な税制改正が入ることは本来は邪道だと考えますが、今回の国民民主党の4倍増を受けた自公国政調、税調協議は老練なテクニックで評価できます。文章上、所得税の基礎・給与所得控除の大幅引き上げプログラムが令和7年税制改正大綱や法案に入ることは確実となりました。ところが、全国で4つしかない2人区の静岡県で、榛葉賀津也さんが静岡県教職員組合から推薦を得られない公算が高まりました。静教組出身の女性県議は「私は定年退職してから初めて女性の貧困があることを知りました」とあっけらかんと演説して、県議選に出馬し連続当選しています。担任やホームルームでは女性の貧困というのは気づかないものだったようです。三位一体の改革で、教師の給料は3分の1が国費、3分の2が県費となりました。その県費だって、全額、地方交付税や補助金で賄える程度のお金に過ぎないでしょう。三位一体の改革のときに数学者の藤原正彦さんが義務教育の均質性が崩れると反論していましたが、実際に、義務教育の均質性が崩れたことよりも、教職員の正規・非正規格差の方が教育水準を下げたはずです。地方税財源の下押しを一方的に嫌う静教組に対して、私は最大の軽蔑を感じます。
さて、野田佳彦立憲民主党代表の定例記者会館が開かれました。河村たかしさんが日本保守党衆議院議員に転じたため、減税日本の元副市長対、元民進党代表の前参議院議員のどちらかがあさって名古屋市長に当選します。当ニュースサイトの16年前の記事にもあるように河村さんは関東ローカルのラジオ局で「たわけた先公」と発言し、教師による言葉狩りを批判しました。公爵の敬称「公」を「先生」の先につけるのは、最大の侮辱であり、愛知県教職員組合は、連合愛知の伊藤顧問弁護士を擁立しようとしましたが、古川、伴野議員らがとりもち、河村さんが出馬し名古屋市長になりました。15年前の卒業質問で、河村さんは、総務省自治税務局の女性の官房審議官(旧郵政省出身)に対して、平成の大合併の際に、大きい方の自治体が、小さい方の自治体にあわせて住民税均等割を下げて吸収合併をした事例があるか問いました。法定内超過課税とは別に、自治体が住民税均等割を決める「課税自主権」があることから、自治体に国の同意なしに減税する権限があることが初めて明らかになった画期的な国会質問です。これを河村さんは名古屋市長として実現したので、圧倒的な説得力のある政治家人生を歩んでいます。
この件に関して、私は14年前の岡田克也幹事長に「減税という課税自主権もある」と指摘しましたが、岡田さんは全くわかってませんでした。鳩山由紀夫さんは最後に会った人が言ったことを言う、と大橋巨泉元民主党参議院議員(故人)が評しましたが、岡田克也さんは最初に会った人が言ったことを言う、と北澤俊美元新生党参議院議員(健在)が評しています。
それでは、野田佳彦さんはどうかと思うと、両論を聞く性格のようです。野田さんはきょうの記者会見で「減税といえば聞こえはいいですし、ご負担をお願いするよりは、それは有権者の支持が得られやすいと思う人たちもいるかもしれませんけれども、ケースによりますよ、自治体の問題と国の問題とまた違ったりしますけれども、逆に将来の世代に対して負担をね、押しつける形になるんではないかと、逆にそちらの面で敏感な人たちもいますので、どんな形の税については、きちっと論理的に説明をしていくということが大事だと思います。減税だから人気があるというのは、必ずしもそうではないんではないか。
名古屋についても、そのワンポイント一緒だけで今流れができてるのかどうかね。これはよく分析をしなければいけないだろうと思いますが、我々は大塚さん、ご要請もあったんで推薦をさせていただきましたので、投開票日まで一生懸命応援をしていきたいというふうに考えています」と語りました。
私もこれまで、野田さんは単に増税派だと思っていましたが、柔軟に両輪を聞く、良い意味でのポピュリスト、良い意味でのハリボテだと感じます。社保税一体改革ではできなかった「熟議と透明」のその先の「説明」が一番大事だと確信します。
関東ローカルの文化放送「くにまるワイド ごぜんさま~」に民主党衆院議員の河村たかしさんが出演しました。
「ごやっきゃあになります(ごやっかいになります)」の常套句から始まる河村さんは、月1回の“レギュラー・ゲスト”として、国債800兆円の危機感をあおる財務省や議員特権などを豪快に斬りまくります。CM時間が足りなくなりそうになっても、しゃべり止まらない河村さんをなだめて、必死にCMに行こうとする野村邦丸アナウンサーとのやりとりは毎回、笑えます。
午前8時半、この日の放送はちょっと違った雰囲気で始まりました。
直前の番組は私と同じ下町生まれの吉田照美さんが担当しています。照美さんは関東ラジオ界の“横綱”です。新しくアシスタントに付いた女性アナウンサーが福島・会津にゆかりがあるということで、「○○は“会津弁”ではなんて言うの?」と矢継ぎ早に質問。いつもながらの小気味の良さで、「それでは今日のゲストの河村たかしさん、○○は名古屋弁ではどう言うんですか~?」と番組をバトンタッチ。
ところが、邦丸さんが番組をスタートするのを制した河村さんが「ちょっと今のアナウンサーの方に申し上げますがね~~」としゃべり出しました。
「名古屋弁というのはないんですよ。名古屋ことばっていうんです。標準語と方言ではなく、共通語とお国ことばなんです」と持論を展開しました。
河村さんは衆院逓信委員会(現在の総務委員会)でNHK会長に質問した成果で、現在、NHKでは「標準語」とは言わずに「共通語」と言うことなどを披露しました。
邦丸さんが機転を利かし、番組は急きょ、「お国ことば」をテーマにメール・ファクスを募集しました。
8時台後半は、金融危機を分かりやすく解説した河村さん。
この後、「お国ことば」をテーマにした投稿が集まり、邦丸さんが軽快に読み上げていきました。
「名古屋に住んでいたころ、驚きました」という投稿。名古屋地方でとても有名だというアナウンサーの名前を挙げた上で、
「いつも、番組でやっとかめと言うのに面食らいました」。
「やっとかめ」は広辞苑にも載っていて、「(愛知・岐阜県で)久しぶり」という意味だそうです。河村さんによると、「やっとかめ」は漢字では「八十日目」と書くそうです。
末広がりの「八」(や)+「十日目」(とおかめ)=やっとかめ。八十日ぶりに会うから「やっとかめ(久しぶり)」。
私は初めて知ったのですが、実にすばらしい日本語です。
河村さんは「やっとかめ、といえば、学校のころ、先公がよぉ!」と国会議員からはあまり聞かれない「先公」という言葉を使い、思い出を語りました。
ある時、教師が黒板に次のように書いたそうです。
×やっとかめ
教師は「みなさん、きょうからやっとかめという言葉を使ってはいけません」。理由は「名古屋でしか使わない言葉だからです」。
河村さんの愛知1区には、JR名古屋駅、県庁、市役所、名古屋城があります。【追記】JR名古屋駅は愛知5区です(コメント欄参照)、訂正します。【追記おわり】
河村さんは著書「おい河村! おみゃぁ、いつになったら総理になるんだ―反骨のサムライ世直し十番勝負」の56~58ページで学校教育を次のように振り返っています。
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