日経新聞「日銀総裁を雨宮正佳副総裁に打診」と報道、今週2月10日金曜日にも発表か

 日本経済新聞はけさの朝刊=著作権法41条を根拠に一部画像掲示=で、政府が、日本銀行の次期総裁候補案として、雨宮正佳・現副総裁に打診したことが分かったと報じました。

 日銀総裁の候補案は、今週金曜日令和5年2023年2月10日の衆参両院の議院運営委員会理事会で提案される見通し。なお「2・10提案」の日程を断定的に報じられていますが、確定していません。野党が衆参本会議でどのような行動をとっても、提案された人物が99%以上の確率で次期総裁になります。雨宮さんだと過去5年間も副総裁だったの新たな事実が発覚することもないでしょうから、99・9%以上と言えるかもしれません。

 17日以降に、衆参の議院運営委員会で「所信聴取」と「それに対する質疑」があります。候補者が承諾した場合は、市場取引時間中にインターネット生中継されることもあります。野党はこの質疑での存在感発揮だけに注力します。

 「雨宮総裁案」には懸念もあります。日銀職員として企画局で、政官財との企画を担当してきましたが、20年デフレを回避できなかったとの批判は前からあります。また過去5年間「ステルステーパリング」とも呼称された、「年80兆円ペースの国債買い取りによる金融緩和をすべきだ」との金融政策決定会合の議決通りに執行していないのは黒田総裁ではなく雨宮副総裁の指示だとの憶測がずっとありました。

 雨宮さんは説明能力は極めて高いため、「金融緩和ペースの段階的削減」に向けた「市場との対話」では期待できるとの向きもありそうです。

 なお、あすの衆議院本会議でも「国会同意人事」がありますが、公正取引委員会の古谷委員長と会計検査院の田中検査官の「続投」の採決で、日銀がらみはありません。

 以上です。

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