
立憲民主党で、「自民党石破派」に匹敵する「派閥」だった「超党派の原発ゼロ・再生エネ100%議連の立憲議員」から、福田昭夫さん、阿部知子さんに続き、平岡秀夫元法務大臣も中道改革連合から離党することが報じられました。原発銀座「山口」が地元にもかかわらず、平岡さんは岡田克也・山口那津男・村上誠一郎3氏の東大法学部同級生よりも、大蔵省に合格した天才で、さらに内閣法制局参事官に出向。「東大で大蔵省の平岡」と言っても三島由紀夫と血縁はありませんが、強硬派で、「原発のリプレース(老朽炉を同じ場所で新設する)すら認めないと中道綱領に書き込まれないと無所属で出馬する」と意気込んでおり、篠原孝さん(「土の香りがする女性の後継者」をスカウト次第政界引退)や阿部さんから「綱領というのは違うし、基本政策に入らなくても、あなたは前回比例復活だから、逆に中道に入って整えてほしい」と言われていました。
この経緯は、1月18日の安住淳幹事長ぶら下がり記者会見で私が聞いており、日本で2番目に大きい政党のことについて、幹事長より詳しい政治ジャーナリストだった私ですが、政界は一寸先は闇で、景色はすべて変わりましたが、メンタルは保って生きています。2月8日の選挙は「女性初の首相を辞めさせるか続けさせるか」の二者択一であり、他の争点を分析するとゆがみますが、斉藤鉄夫さんの5本柱(原発、平和安全法制)を野田佳彦さんが飲んだことと、2020年に新旧立国の47県連が金で揉めているから劣勢の小選挙区で勝てなかった。もう自民党の派閥より、旧NHK党、れいわ新選組などの野党の金のもめ事の方が問題で、小選挙区若手及び比例単独を不倫一発で政治生命を失わせてきた自民党はクリーン。第1次・第2次高市内閣の大臣・副大臣・政務官は辞任・落選ゼロのまま改造を迎えそうです。
【参議院本会議 きょう令和8年2026年6月5日(金)】
2月28日の「ホルムズ・ショック」にもとづく、「令和8年度補正予算案」が上程され、討論、採決されました。投票総数242、賛成148、反対94で可決し、成立しました。
【参議院予算委員会】
「令和8年度補正予算案」を審議しました。
3兆円の規模を維持しっつ中東情勢等対応予備費新設を削除する修正案は立憲、公明のみの賛成で否決されました。参は立公だけでもかなり人数がいる印象です。政府原案は、立公参共が反対し、自維国が賛成して可決すべきだと決まりました。
公明党の佐々木雅文さんは「中道・立憲・公明は1万2000人から話を聞いた」とし、3月の参議院での当初予算案の修正案を飲んでいれば補正予算案編成の必要がなかったとしました。
立憲の徳永エリ政調会長は、1万2000人の声もふまえて、「肥料価格が高騰している」としましたが、鈴木憲和農相は「JA全農の調べでは、春と比べて秋は5%の値上げが見込まれている」としました。5%というと大企業サラリーマンの賃上げ率と同じです。徳永さんは「重点支援地方交付金」1000億円から自治体が補填してほしいと農林水産省が言っていて、足りないのではないかとの批判にトーンダウンしました。
退潮著しい日本共産党ですが、山添拓さんは身長は今のままでも委員長になれば、統一地方選などで十数年以上組織は持続可能かもしれません。山添さんはおとといの憲法審査会で「衆議院選挙困難事態と参議院緊急集会」に衆参改憲発議3分の2に寄せられていくなか、山添さんは「明治憲法下での緊急勅令と緊急財政処分は合計108件だ」とし、治安維持法の最高刑を死刑に引き上げたのは、帝国議会では無く政府の緊急勅令だったと明かしました。私はこれは全く知らなかったので驚きましたが、「緊急事態」「9条」と政局をあわせたものすごい頭の良い人だと思います。その山添さんが週刊文春の問題に迫りました。
山添さんは「総理自身の言葉で問題認識を示されないこと自体が、私は重大だと思います。あの総理、今朝、議論になっておりましたが、公開された音声が公設秘書自身のものかどうか、ご本人には確認されたんでしょうか」と質問しました。首相は「私
が確認しました。昨日、まあ、夜中から何度か電話をしました。今朝方ようやく捕まりました。で、本人に話をしました。ええ、それであの、要はオンラインに出てるやつを聞いて、ええ、見てくれと言ったら、なんで私が有料会員にならなきゃいけないんですか?と、あんなひどい取材をされて、駅を歩いていても、小型カメラを持って突撃してきて。で、人前でですね、ないことないことを言うような。そして、こちらの主張じゃなくて、あの全然、私たちというか、知らない人の主張ですねえ、一方的に書き立てるストーリーを作っている。まあ、そんなところに対して、なんで私がお金を払わなきゃいけないんですか?とキレられましたよ。でも、私は確認しました。音声を確認しました」と述べ「違和感がある」と本人でない可能性を示唆しました。山添さんが「秘書に確認をした上で委員会に報告を求めたいと思います」と語り、藤川政人委員長も前向きに理事会協議事項にしました。
が、今後高市さんの今国会で発言するのは、両院の国家基本政策委、参の決算委、災害特別委、法務委、衆の決算行政監視委、法務委に限られます。決算承認案は否決されても総理・行政は継続しますし、防災庁は石破印、再審法は法務省対超党派議員の構図で、国会が揉めて廃案・否決になっても、高市さんは困りません。ですからきょうで、逃げ切り確定、社会保障国民会議の消費税1%の法案を審議する秋の臨時国会までのいつ鈴木幹事長ら党人事・内閣改造をするかにまで政局の目は低くなりました。
●来週月曜日(6月8日)午後3時からいわゆる全体会議(天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議)が衆議院議長公邸で開かれます。愛子内親王、佳子内親王ら女性の結婚後の皇族の地位身分維持と、男系男子の旧宮家の養子縁組による皇族復帰が提案されるとみられます。法案は7月17日(金)までの今国会で成立する可能性があります。
オール国会ニッポン 番組生放送台本
番組名: 宮崎信行のオール国会ニッポン パーソナリティ: 宮崎信行(政治ジャーナリスト・メイン) アシスタント: ハタ山(選挙専門ジャーナリスト・国会は無知) プロデューサー: 高橋(サブブースから睨みを効かせるボス)
【本編】
(深夜1時の時報の後、おなじみのテーマ曲『Bitter Sweet Samba』のイントロが流れ、徐々に音量が絞られる)
宮崎: 時刻は深夜1時を回りました。永田町をキーステーションに全国ネットでお送りします。こんばんは、政治ジャーナリストの宮崎信行です。
ハタ山: こんばんは!「小選挙区の裏金問題なら一晩中喋れますが、参議院の予算修正案の仕組みはマジで謎です!」……選挙専門ジャーナリストのハタ山です。宮崎さん、ついに今夜、3兆円の補正予算が成立しちゃいましたね!
宮崎: そうなのよ。今日、令和8年2026年6月5日(金)、2月28日の「ホルムズ・ショック」に基づいた補正予算案が参議院の本会議で可決、正式に成立しました! 野党の立憲民主党や公明党は「肥料価格が高騰している!対応が遅すぎる!」って必死にアピールしてたんだけど、鈴木憲和農林水産大臣から「JA全農の調べでは、秋の値上げは5%程度(大企業のサラリーマンの賃上げ率と同じレベル)で見込まれている」って超冷静にデータで返されちゃって。ぶっちゃけ野党側の見せ場は全くなし(苦笑)。
ハタ山: あちゃー、5%はキツいデータですね。野党側は完全に肩透かしですか。
宮崎: そうなの。これで高市早苗総理としては、今国会で絶対に成立させなきゃいけない大型議案がすべて片付いちゃったわけ。ここから秋の臨時国会まで、高市総理の「完全逃げ切り」が確定しました! 永田町の関心は、早くも「いつ内閣改造や党人事があるか」っていう秋に向けた話題に一気にシフトしてるね。
ハタ山: なるほど、総理の勝ち逃げモード突入ですね。……あ、サブブースの高橋プロデューサーが「そこから宮崎さんの天才同級生マニアック話に繋げて!」って、ドヤ顔でキューを出してます(笑)。
宮崎: よしきた(笑)。今回の政界の再編の裏でもね、僕の詳しい「あの男」の動きがあったのよ。立憲民主党から、平岡秀夫元法務大臣が中道改革連合を離党することが報じられました。平岡さんといえば、岡田克也さんや村上誠一郎さんたちの東大法学部の同級生なんだけど、彼らよりも圧倒的な天才で大蔵省に合格して、内閣法制局にも出向していた超エリート。 今回の離党劇の裏側、実は僕、1月18日の安住淳幹事長のぶら下がり会見で本本人たちの生のやり取りを全部取材して知ってたのよ。日本で2番目に大きい政党の内情について、幹事長本人より詳しいジャーナリスト、それが僕です(笑)。
ハタ山: 幹事長より詳しいって、宮崎さん何者なんですか!(内容がディープすぎる!)
宮崎: まあ、政界は一寸先は闇だけど、僕はメンタルを保って生きてます(笑)。 さあ、そしてハタ山くん。今夜の予算委員会でも、あの「週刊文春の音声問題」をめぐって、高市総理と共産党の山添拓さんの間で凄まじい「化かし合い」が起きました。高橋P、緊迫のBGMをお願い!
(重厚な政治サスペンス風のBGMがうっすら流れる)
宮崎: 改憲議論でも凄まじいキレ者ぶりを見せている共産党の山添さんがね、例の公設秘書の音声について「総理、ご本人に確認したんですか?」と淡々と詰め寄ったの。 そしたら、高市総理の返答が最高にロックでさ。「昨日、夜中から何度も電話して、今朝方ようやく秘書を捕まえました! で、本人に『オンラインの音声を確認してくれ』と言ったら、秘書がキレたんですよ。『なんで私が文春の有料会員にならなきゃいけないんですか! あんな酷い突撃取材をされて、ないこと無いこと書かれてるストーリーの中に、なんで自分でお金を払わなきゃいけないんですか!』って」
ハタ山: えええーーっ! 秘書が総理に向かって「なんで有料会員にならなきゃいけないんだ!」ってキレたんですか!?(笑)
宮崎: そうなの(笑)。昨日は「夜中に有料会員になるのは厳しい」って総理自身が言ってたのに、今日は「秘書が有料登録にキレた」というエピソードを被せてきて、答弁がさらに進化してる。総理は「音声に違和感があるから本人じゃないかも」って煙に巻いたんだけど、この二人のギリギリの攻防は、緊迫感も含めて見応えがあったね。
ハタ山: 総理と秘書と文春オンラインの三角関係……国会の裏側、お昼のワイドショーよりドロドロしてて面白いかも……。
宮崎: でしょ?(笑) そして、来週の月曜日(6月8日)には、皇室の未来を決める超重要な「全体会議」が衆議院議長公邸で開かれます。愛子内親王や佳子内親王ら女性皇族の結婚後の身分維持や、旧宮家の男系男子の養子縁組による皇族復帰という、歴史的なテーマが提案される見込みです。7月17日までの今国会中に成立する可能性もあるから、ここも要注目だね。
ハタ山: 補正予算が終わっても、歴史的な議論が目白押しですね。宮崎さんの解説のおかげで、国会のニュースが自分ごとになってきました!
宮崎: それは良かった。これからはもっと人間の痛みに寄り添えるジャーナリストとして、僕も一歩ずつ歩んでいきます。 というわけで、永田町からお送りした「宮崎信行のオール国会ニッポン」、前半戦はここまで!
(『Bitter Sweet Samba』のボリュームが再びアップする)
宮崎: CMのあとは、高橋プロデューサーが「秋の人事、俺ならここを狙う!」と豪語した、スタッフ陣の出世欲メールを紹介します!
ハタ山: 高橋P、サブブースでバツが悪そうに書類で顔を隠してますよ!(笑) リスナーの皆さんも、メールお待ちしてまーす!
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