ぶら下がり、小川淳也・中道改革連合代表が「法案の優先順位を総理ご自身にお伺いしたい」と助け船、自維、官邸・党、衆参の暗礁乗り上げで

 中道改革連合代表の小川淳也さんは、NPO「もやい」の「暮らしの相談会&食料品の提供」を視察した後に記者団の要請に応じてぶら下がり会見をし、国会正常化に向けて「現在の与党方針には、見えるところも見えないところでも、高市総裁の意向が働いていると強く感じています。その国会対策や政策の優先順位について、総理ご自身にお聞きしたい」と語り、予算委員会の集中審議か党首討論に応じるよう求めました。

 きょう2026年7月4日(土)の午後、都庁周辺で語りました。

 小川さんは「一刻も早い正常化を私ども望んでいますが、充実した審議機会の確保、それから法案の優先順位の吟味をいただきたい。それを改めて、それを政府、与党側の謙虚に真摯に対応したいと思います」「したがって、党首討論か、予算委員会のご出席は必須であると感じております。その上で、国民生活に足を置いた法案や政策の実行を改めて、求めたいと思いますし、その意味で、法案の優先順位を改めて、謙虚に見直していただきたいと思っています」と述べました。

 今週火曜日(6月30日)の臨時閣議で「皇室典範改正法案」(221閣法64号)を決定しましたが、付託先委員会が決まりません。日本維新の会は連立合意書に基づき「副首都法案」(221衆法27号)と「45削減法案」(221衆法28号)を各々特別委員会で審議していますが、野党議員は一人も出席していません。参議院では重要広範議案の「防災庁設置2法案」(221閣法13・14号)と「再審法改正案」(221閣法61号衆議院修正)など18法案が店ざらしになっています。

 自民と維新、官邸と国対、衆議院と参議院の与党内の混乱に終止符を打つ高市答弁を求めた小川さんの発言は助け船にも聞こえます。が、党首討論の定例日は水曜日ですから、次の次の回、7月15日開催となると、7月17日の当初会期末までわずかになります。あさって6日(月)午後1時の参・決算委で、羽田次郎さんと吉田忠智さんは党を代表する立場ではないのでその質問はしませんが、吉田さんが予算委・党首討論への出席を直接、高市さんに促す方針。

 小川さんの要求は皇室典範改正法案を成立させて、吉村2法案を廃案にするよう求めて、それ以外は高市総裁にボールを預けるかたちになります。が、高市さんとしても、松野博一さんの「国旗損壊罪法案」(221衆法13号)、新藤義孝さんの「改憲手続のための国民投票法改正案」(221衆法11号)など自民実力者の法案もありますので、ガラスの天井を「女性初サナ総理」の高支持率だけで突破できるかどうかの分水嶺を迎えています。

[写真]視察後、記者団の要請に応じてぶら下がり会見する小川淳也・中道改革連合代表、都庁付近、きょう2026年7月4日、宮崎信行撮影。

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