いきなりスピードが上がります。3連休明け来週火曜日(2025年11月25日)午後1時の衆議院本会議で「ガソリン税暫定税率廃止法案」(218衆法1号)「ストーカー規制法」(219閣法1号)「DV防止法」(219閣法2号)「保護司法」(219閣法3号)が修正も含めて可決し、参議院に送られることが確実となりました。
きょうは、参議院の第1種常任委員会は、所信に対する一般質疑を行いました。参政党15議員の配置は、調べると、11委員会のうち7委員会で1期生が1人だけになっています。多くが質問デビューしました。
配置を調べると、物議を醸して注意も受けた神奈川の初鹿野裕樹さんは総務委理事となっていますが、神谷宗幣代表も総務委に移りました。財政金融は「さや」こと東京の塩入清香さんに加えて、松田学・参議院懲罰委員長も属します。負担の大きい厚生労働は1期生に加えて梅村みずほさん、幅が広い国土交通は1期生と安藤裕さんがついています。ところが他の7委員会は、参政党新人がまったく一人だけで属することになっています。選挙戦で実際に見た、後藤飛太さんは文教科学委員として質問したので、ネットで確認しました。
【参議院第1種常任委員会 きょう令和7年2025年11月20日(木)】
総務委員会は吉川沙織委員長が「与党筆頭理事も野党筆頭理事も経験した」と就任挨拶し、林芳正大臣らが所信的あいさつをしました。環境委員会はまだ開かれていません。
それ以外の9委員会はすべて大臣の所信的あいさつに対する一般質疑をしました。
●文教科学委員会では、上述の通り、参政党の後藤翔太さんが質問しました。全国比例7議席中7位で、結党メンバーで副代表の前石川県議を交わして議席に滑り込みました。演説では、半年ほど党職員の「総務委員長」として接した神谷宗幣さんは、時に厳しいこともあったが、パワハラなどはなく週刊誌報道は違うとのことでした。また、排外主義に関して、たまたま外国人共生の象徴とも言えるラグビー日本代表の会合があり行ったが「参政党頑張れ」と言われたと語っていました。根拠なくSNSでたたいたインテリインフルエンサーよりも一定の説得力のある演説で、中盤から終盤に伸びて7位で通り、6年の議席を得ました。全く推測ですが、神谷代表は後藤さんを1人の委員会においても忠誠心は安心だと考えていると思われます。
その後藤さんは「本日が初めての質問となります。私は小学生の頃からラグビーを始めて、日本代表となりました。指導者としても合計3つのチームの日本一にかかわりました。前回のフランスでのワールドカップでは解説者を担当しました。私を導いてくださったのは恩師たちとの出会い。そこから考えると、教育は極めて重要だ」と語りました。松本洋平文部科学大臣は「まずはご当選おめでとうございます。どうぞご指導よろしくお願いします」とし「教育は人なり。委員もご自身の経験をおっしゃった通り、私もそう思います。教師からいただいたいろいろなものによって、私も存在するし、教師をすばらしい職業にしていきたい」と答弁しました。来年の通常国会では1年短縮も含めた教員免許法の改正が優先され、学校給食法の改正は見送られつつ、自公維の高校無償化も予算委と並行して実現させるという難しい舵取りを文科は迫られることになります。いずれにせよ、任期は6年近くたっぷりあります。
●内閣委員会は国会で実績を上げながら任期3年の塩村あやかさんが湯島のタイ女児人身取引で質問。小島とも子さんは、外国人共生、中国残留孤児2世「ドラゴン」、日本語学校を問いました。●法務委員会では、打越さく良さんが人身取引、外国人DV、多文化共生を問い、この領域で法務と内閣府がかなり重なりつつDV法などが審議されることになります。
●外交防衛委員会、●財政金融委員会、●厚生労働委員会、●農林水産委員会、●経済産業委員会、●国土交通委員会も各々、大臣所信に対する一般質疑が行われました。
【衆議院総務委員会】
一般質疑で、選挙を取り扱い総務大臣、林芳正さんの週刊文春報道が取り上げられました。結論から言うと、支持率7割超の高市早苗内閣の辞任第一号になりそうだと思います。
共産党の辰巳孝太郎さんは「私の事務所のスタッフと我が党の山口県議に山口に行ってもらって、聞き取りをした」としました。林大臣は「きょねんの自分の選挙で、269名に316万円の労務員報酬を支払った」と答弁しました。辰巳さんは、県選管に出した選挙運動費用収支報告書(インターネットでは見られない)で労務員報酬を受け取った人は、「金はもらっていないし、何もしていないんじゃ。領収書は書いていません。筆跡は自分のものではない」「一切話せない」「申し訳ないが、林さんの不利になるようなことは言えない」「いつものことだから、もらったんじゃないか、筆跡は私のものではも、妻のものでもない」と言った生々しい証言を明かしました。辰巳さんが見ると、269名の領収書の筆跡が1名が書いたようにも見えるとしました。さらに、ポスター貼りをしていたはずの地方議員が、初日にガンバローコールをしており労務でなく選挙運動をしているようにも見えるし、そもそも林さんを応援する県議・市議は報酬がないと選挙はがきも書いてくれないのかと問いました。林大臣は、その共産山口県議の名前を出しつつも、週刊文春と林事務所との間でどのようなやりとりがあったかを詳細に把握していないため、答弁しづらい面もあるという、新パターンで、とりあえず今日の委員会はやり過ごしました。次回は来週木曜日(11月27日)9時。
【衆・農林水産委】
一般質疑。きょうの日本農業新聞農政モニター調査では、支持率は他紙と同じ水準で、コメ生産への所得補償を求める人が25%で、政策要望としては一番多かったです。与野党関係なく「農政のコメ回帰」が期待できそうです。
【衆・憲法審査会】
第1回の開催となります。武正公一会長のもと「憲法及び基本法制とくに英・EU・ドイツ憲法及び国民投票制度調査団の報告」がなされました。団長の枝野幸男予算委員長は、枝野さん、船田元会長代理、武正現会長の3名で訪れたとし、国民投票をめぐるフェイクニュースや、SNS、インフルエンサーへの報酬なども調べたとして報告しました。「常設条文起草委員会」を自維連立合意で求めた政党では、維新の和田有一朗さんが「既存メディアの報道はマンパワーのもとで信頼が成り立っている」と語りました。馬場伸幸さん、玉木雄一郎さんが発言する機会はありませんでした。
【衆・国家基本政策委員会】
小川淳也委員長が議事をとりました。


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