自維連立で高市早苗首相21日(火)選出、第219回臨時国会召集当日に、当初会期末は12月17日(水)、開会式と所信表明演説は24日(金)代表質問は11月4日(火)からか

 第219回臨時国会は来週火曜日(令和7年2025年10月21日)に召集され、石破茂内閣が総辞職。衆参の本会議で、高市早苗さんが首相に指名される見通し。決選になるかどうかは不明ですが、両院協議会は開催されないと思われます。10月24日(金)に天皇陛下をお迎えしての開会式と、新閣僚が一堂に並んで所信表明演説。代表質問は11月4日(火)以降で、12月17日(水)が当初会期末になります。国会法で臨時国会は2回延長できます。補正予算案はおそらく提出されるでしょう。

 吉村洋文代表が高いボールを投げていますが、月曜日には、自維連立政権合意がなされると思われます。数日から数ヶ月、遅れて入閣することはありえるでしょう。政策としては、大阪万博会場の分譲やIRカジノ施設の推進で、世論の反発をえることが考えられます。また、第27回参院選自民党岩盤保守現職が多数落選したのに、主導権は岩盤保守が握り返したため、「オール右翼包含政権」として、野党が攻撃しやすい構図になるかもしれません。

 立憲民主党代表の野田佳彦さんは定例記者会見で「きょねん総選挙、ことしの都議選今回参議院選挙国民思っいた自民党ノー突きつけた。その人たち予算編成税制改正やらいけないいう思い公明党立憲民主全くこれ共有できる思う野党この思い共有してほしい思っます」と語りました。

 また、自維連立について「驚きあっどういうそれ予想してませんでしたから予想なかったけど御社報道そのあっそういう動きあるかないうふう思っました」と語り、北海道新聞(道新)の報道で初めて知ったとしました。

[写真]自維連立をスクープした北海道新聞社、4年前の2021年、宮崎信行撮影。

[写真]自維連立をスクープした北海道新聞社、4年前の2021年、宮崎信行撮影。

 最近は、過去の自分の言動で的中したと主張するのが流行していますが、私は「自公維連立」の可能性は何度も指摘していましたが、「自維連立」は一度も予想していません。

 2025年7月14日の記事では、「万博閉幕以前の連立合意はなさそう」と絶妙な日程感を示しましたが、これも「自公維」だと思い込んでいました。2020年11月11日記事では、二回目の都構想否決で、「松井さんらと仲が良く、IRカジノ施設を推進してきた菅義偉首相は、2度にわたり賛成と反対が拮抗し(略)大阪市民は大変悩まれたのではないか」との表現で、否決のダメージをやわらげ、政府としてもIRや万博の推進に維新の力が必要だとしている、と解説しました。

 一方、2024年2月1日の記事で私は「馬場伸幸代表は、2025年大阪・関西万博と憲法改正を念押ししました」としつつ「万博推進した兵庫8区の西村康稔経産相が失脚。維新が公認を立てた奈良2区の高市早苗大臣が首相に万博延期を主張しました」と述べました。

 このように、「スガさんは維新押しで、維新押しだった西村さんは失脚し、高市さんは維新が嫌いだ」というニュアンスを書いていました。これが、小泉進次郎さん・スガさん・遠藤敬国対委員長のラインが自民党総裁選で負けて、維新が嫌いな高市総裁になった。ところが、公明党が連立離脱し、窮地に陥った。そこで、万博閉幕とともに高市総裁と再接近して、万博後のIR、跡地分譲で連携するという流れになった。こういう風に見立てるときれいなかたちになると思います。

 日本維新の会国会議員団が、松野頼久団長・松波健太幹事長として発足する直前に、松野事務所に松波議員が入ってきて「あれ」という顔をして、松野事務所で出入り禁止になってから15年。そして2014年解散当日に、議員会館入り口で松野さんと合い、「あっ」と言って2つの自動扉が同時に閉まり、中で2人だけの映画のような空間ができてから11年。民進党岡田克也代表と松野頼久代表代行として仲直りできて9年。そして、2017年、松野国対委員長となり、「これから1年、おれの天下だ」と思ったのに、臨時国会初日に解散され、松野さんも落選・引退して8年。ぜひ、松野さんあっての維新国会議員団だということを再度思い出していただきたいところです。同時に、私は自民にも維新にもとくにパイプがありませんから、次の参院選衆院選までの3年弱。私は今51歳ですから、54歳ぐらいまでは引き続き「降り番」として生暖かく国会審議を中心に、官邸は衆議院第一議員会館の官邸側から見下ろすだけにして、国会審議を見続けようと思います。

 まだ決まったわけではありません。大どんでん返しもあります。

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