
報道によると、公明党の石井啓一幹事長は、自民党の茂木敏充幹事長に対して、東京都内で自民党公認候補を推薦しないと伝えました。
同党は、隣接する、新東京29区に岡本元財務副大臣、新埼玉14区に石井幹事長が出馬する意向。
6年前から、都民ファーストの会(小池顧問)と連携する都議会公明党が、都議会自民党と組まないことも明示しました。都議会・都議選で都民ファと公明が組んでいることは6年前から公然の事実です。
再来年2025年夏にある都議選で、参院選東京6人区(現職・山口同党代表)も当然、自公は組まないことになります。
佐藤国対委員長・北側中央幹事会議長らが議席を持つ、大阪府4選挙区・兵庫県2選挙区では、日本維新の会(馬場代表)が候補者を擁立し、全敗の公算とみられます。
石井幹事長は、山口代表から政調会長の後を引き継ぎなど、「東京・茨城たすき掛けコンビ」。東京出身の石井さんが茨城・つくばを拠点に比例北関東に出て、茨城・水戸出身の山口さんが東京選挙区の議席を長く保っています。参議院議員会長で、埼玉・所沢の西田選対委員長、東京・八王子の高木政調会長らが、「常勝関西」の佐藤、北側両氏や、山本香苗議員らから主導権を奪う「クーデター」の意味合いもありそうです。創価学会の佐藤浩副会長、通称・ヒロシも、池田大作名誉会長と同じ東京・大田区の町工場出身で気脈を通じた動きと推測されます。
[写真]西田実仁・公明党参議院会長、きょねん2022年6月、埼玉県内で、宮崎信行撮影。
石井幹事長はきょねん12月の茨城県議選でも、横田一ジャーナリストの「直撃」で、創価学会の固有名詞を出した質問に笑顔で長時間、複数回応じるなどして発信力を高めていました。
[写真]明るい石井幹事長、6年前の2017年10月、茨城県内で、宮崎信行撮影。
第50回衆院選で、公明党は関西6議席など全国の議席を減らす公算が高く、山口代表が辞任し、石井新代表が就任。仮に与党を継続すれば山口さんが初入閣ということになりそうです。
[写真]定数1の都議補選で、自民党公認候補(中央)を応援する左から、自民党安倍派の高木啓衆議院議員、衛藤大臣、公明党の太田昭宏元衆議院議員(元代表)、岡本三成衆議院議員、東京・王子(新旧東京12区)で、3年前の2020年7月、宮崎信行撮影。
自民党東京都連は、第20回統一地方選の区議選で大量に落選が出ており、創価学会の推薦がなければ理論上は30小選挙区で、8議席以上減らすことになります。新東京7区・東京12区では日本維新の会の東日本初勝利も五分五分の情勢となっています。
維新の馬場代表は地元で堺市長選が実施されており、前回も50・0%の辛勝。このため堺市長選を落とすこともありそうですが、その場合は、逆に維新と公明の緊張が多少緩んで、結果的には両党とも対決色が薄らぐかもしれません。
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