
このあと8時55分から参議院予算委員会集中審議1本目となります。基本的質疑最終日に突如浮上した「安倍晋三首相と礒崎陽輔補佐官、今井・山田秘書官と総務省のやりとり」をめぐる行政文書で高市早苗大臣が、どういうことか「捏造なら議員辞職する」と語ってしまい、最大の焦点になります。きょうは、NHKの労働組合「日放労」の支援もあった石橋通宏さん(サンクチュアリ・国のかたち研究会・立憲フォーラム3団体の「代貸」)と社民党党首で共同会派「立憲民主・社民」の福島みずほさんが連続してこの件を冒頭に質問します。
ツイッターを見ていて、とても驚きショックを受けました。行政文書という言葉は、1998年情報公開法と2010年公文書管理法の第2条の定義規定に出てきますが、官報と白書をのぞく文書は基本的に行政文書です。行政文書の無謬性などありません。自民党1期生から課に電話があり「入札価格を教えろ」と脅されたら、メモにして課内で共有し、大臣官房の局の審議官あたりまで上げるのが当然ではないでしょうか。自分たちを守るためです。固有名詞の間違いがあっても構わないし、稟議・決裁印などない方が当然では、これが行政文書という公文書であり、補助金交付の公印入り決定書など見せられても、政策形成プロセスなど何も分かりません。行政文書は民主主義のインフラであり、行政文書は国民共有の財産だとは、まったく日本人の世論に対する効力を有していなかったことに初めて気づきました。政権交代ある政治が必要だという私の30年の持論。実は、2009年総選挙の3300万票という極端なランドスライド(地すべり効果)に気づいた当時からリアルタイムで、私の持論は理解されていないと、私は田舎者の日本人を疎ましく思っていました。今回の有識者を含めた国民の「行政文書」の無理解にはかなり心に深手を負いました。シオノギから特許庁に出した文書が漏洩したら金銭的損失は多大で、被用者のどの立場からも批判されて当然ですが、礒崎さんに圧力をかけられた総務官僚の文書が流出しても、金銭的被害など誰にもありません。なんでこんな簡単なことが理解できないのか。1億人の有権者の1・9億個のめんたまをえぐりだしたいような気さえする怒りです。
総務大臣や財務省理財局長が情報公開法・公文書管理法の根幹を理解していなかったとは、大変なショックです。
きょう審議が再開される内容についての、先週金曜日のやりとりはおおむね次の通りです。
小西洋之さん。
「私のこの配付資料総務省の職員の方から提供された。2015年にたった一つの放送番組で政治的な公平を判断し、そして最後には放送局の電波も止めることができるというですねこうした解釈それが違法であることを記した文書の配布は認められませんでした」
「岸田総理、この文書なんですが総務省の職員の方から、こちら受け取るときにこのような言葉をいただいています。私が総務省の行政官である証として、これを小西議員に託したい。私は、放送行政に携わる総務省の職員としてこのような国民を裏切る違法行為を見て見ぬふりをすることはできない。どうかこの資料を使って国民の皆さんの手に放送法取り戻して日本の自由と民主主義を守ってください」
「当時の礒崎陽介補佐官のこの解釈の改変の目的はTBSのサンデーモーニング、そういった個別の番組が政権批判的な印象を受け取ってるんでしょう。その個別の番組がけしからん。これを違法とできるような、そういう放送法の解釈を作るんだという目的でございます」
岸田首相。
「ご指摘の点について、きのう委員も記者会見を開かれたと聞いております。(中略)要は個別の法案の解釈についての経緯でありますので、これは個別の法案を所管する大臣がお答えしなければならないと考えています」
小西さん。
「首相官邸の中において礒崎補佐官と安倍総理がこの解釈を認めてやっているわけです。ですからこれは内閣の責任者である岸田総理の問題で行わなければいけません」
高市早苗経済安全保障担当相(元総務大臣)。
「小西委員がですね、入手された文書の信憑性について私は大いに疑問を持っております」
「総務省の最高幹部ですね事務次官級や局長そうした複数の幹部に共有されて、その内容、あるいはこの整理の仕方もう超一級の行政文書です。私もこれほど事実、あるいは関係が正確にまとめられた文章はないところなんですね。高市大臣もおそらくこの文書を私がどのような経緯で入手したか、岸田総理はさっきご存じだというふうにおっしゃっていただきましたにもかかわらず、これを捏造の文書だとおっしゃるんであれば、仮にこれが捏造の文書じゃなければ大臣そして議員を辞職することでよろしいですね」
高市国務大臣。
「結構ですよ」。
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