
きょうは新聞休刊日ですが、朝日新聞デジタルは2022年9月の世論調査の結果を発表。第26回参院選で自民単独過半数が決まった直後には岸田文雄内閣が「支持率57%、不支持率25%」だったのが、2カ月後には「支持率41%、不支持率47%」となりました。岸田さんが安保・治安などで大きな失政が見当たらないのに、2か月で不支持率が倍増近くになった背景には、安倍晋三元首相暗殺でパンドラの壺があいた統一教会と自民党の癒着と岸田さんが前のめりになった国葬(再来週火曜日)の問題がありそうです。
が、それ以上に、先進国の多くが政権交代ある二大政党的勢力を維持しているのに、誤った情報と叩きやすい権力者を見つけて叩く日本人の特殊な国民性による行き過ぎた民主党叩きで、生活に困って引退する政治家が相次いで、選挙制度が機能しなくなったことへの絶望が反映されていると考えます。
1992年に細川護熙さんが自由社会連合をつくって翌年に政権交代したころから30年経ち、一回りして政治への関心が高まっている気がします。
そのせいか、グーグル検索の関連でも「玉城デニー なぜデニー」「沖縄 知事 ハーフ」といったあまり感心しない検索が日本全国で広がったようです。
現職の任期満了に伴う沖縄県知事選挙はゆうべ開票され、玉城デニーさんが再選し、4年前と同じ候補に圧勝しました。但し、前職死亡に伴う4年前は玉城さんは絶対得票率34・8%でしたが、今回は台風もあり29・4%となりました。同じ候補との票差は縮まり、3人目の下地幹郎候補の出馬で削られたのは現職の方でした。統一教会が沖縄県での活動に力を入れていることから候補者が統一教会と出席した写真が出回りましたが、統一教会問題による支持離れは一定の範囲内に過ぎなかったようです。

[写真]第26回参院選公示1か月前に、伊波洋一・沖縄の風代表=再選=に対してビデオメッセージをおくった玉城デニー知事、全国都道府県会館で、宮崎信行撮影。

[写真]辺野古新基地建設予定地を見る筆者。
絶対得票率を減らしたとはいえ、辺野古新基地建設反対の直近の民意は、4年ないし2年10カ月維持されることになるので、岸田さんの黄金の2年半よりも長く維持されることになりました。橋本・モンデール合意がともにアメリカ海兵隊の政治力にだまされたものであることは確実で、白紙も含めた見直しが政府に求められることになりそうです。
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