
政府は「難病医療法改正案」を第210回臨時国会に提出します。
安倍晋三さん(先々月暗殺)が、指定難病「潰瘍性大腸炎」の国費治療で画期的新薬「アサコール」の開発で首相再登板の夢を後押しした制度ですが、法定化はわずか8年前。法案審議で「施行後5年後見直し規定」が、野党の中根康浩衆議院議員(現・愛知県岡崎市長)が頑張りに与野党が報いる形で、修正された現行法が初めての改正を迎えます。
難病の指定は政令委任されていますので、法律の改正案は「証明書の交付」といった小ぶりな内容にとどまりそうです。
厚生労働省は、コロナ対策に忙殺されたことや、先の第208回通常国会の法案数を絞るよう与党国対が求めたことから、法案提出が遅れています。
附則による見直し規定の時期になりながら提出が遅れているものには、法務省内の作業が進んでいる性犯罪に関する刑法改正作業もそうで、「グルーミング(時間をかけて好意を持たせることで性犯罪を安易にしようとする行為)」という新しい概念が持ち込まれたこともあり、時間がかかっていることを当事者の一部も容認する地合いとなっています。
[写真]厚生労働省前の時計、おととし2020年6月、宮崎信行撮影。
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