ボーナスマイナス人勧実施のための給与法はあす成立のはこび「ポーランド政府専用機予備機」の法的根拠で防衛省らの答弁がかなり混乱

参議院内閣委員会 同日】
●ボーナスマイナス人事院勧告給与法はあす成立

 きょねんの人事院勧告を実施する「一般職国家公務員給与法改正案」(208閣法7号)は共産が反対し、自公立維国が賛成して可決すべきだと決まりました。「特別職国家公務員給与法改正案」(208閣法8号)は全会一致で可決。「国家公務員育休法及び非常勤職員の介護休業に関する規定の一括改正法案」(208閣法9号)も全会一致。あす成立のはこび。ボーナスマイナスの調整がなされます。

 最後に、末松五輪相、松野ワクチン相が就任あいさつをして散会しました。

参議院外交防衛委員会 同日】

 「防衛省自衛隊給与法改正案」(208閣法16号)が維新・共産反対、自公立国の賛成多数で可決すべきだと決まりました。防衛事務次官を含めたすべての自衛隊職員は特別職なので、上述の208閣法8号で人勧が実施されます。この法案は、防衛大学生・防衛医科大学生・高等工科学校生徒の給料を下げるためだけ。維新は「制度そのものに反対」、共産は「マイナス人勧を実施すべきでない」として反対に回りました。質疑でも、立憲民主党の羽田次郎
さんが「既に退学した人は6月のボーナスで減額調整がなされないと思うが何人いるか」との問いに、防衛省政府参考人は「退職者は毎月いて、これから6月までに退職する人数は分からない」と答弁。法律のしくみをそもそも理解していな答弁であることは確実。

 林外相とともに政府専用機予備機で、ポーランドからウクライナ避難民20人がきょう到着しました。この法的根拠を問われて、自衛隊法第84条の4だという趣旨の答弁がなされましたが、この改正法案はまだ成立しておらず、最後に岸信夫大臣が「自衛隊法100条の5の国賓等の輸送」だと答弁しました。

 8年前の解釈改憲防衛省も飲み込まれました。制服も防大に法学部がなく、私は違いますが「日陰者」扱いする高校進路指導教師なども長年多かったので、憲法基本法に弱いのはしかたないようにも感じます。

 この後、その「防衛省設置法及び自衛隊法84条の4改正法案」(208閣法26号)が審議入りして散会しました。きょねん8月のカブール陥落を受けて岸田文雄首相が本会議答弁したもので、最速の立法プロセスだととらえます。

●衆参の法務委員会は開かれず。
 衆参とも定例日ですが、古川禎久法相のコロナ感染のためか、開かれず。津島副大臣が本会議答弁をしましたが、ウィシュマさんビデオで衆の階猛筆頭理事らが不信感を示しており、重大法案が多い中難航し始めました。

参議院文教科学委員会 同日】
 元栄太一郎委員長が議事。「博物館法改正案」(208閣法31号)が審議入りしました。

参議院農林水産委員会 同日】
 「農林水産物及び食品の輸出促進法改正案」(208閣法53号参先議)が趣旨説明されました。

参議院国土交通委員会 同日】
 「自動車賠償法及び特別会計法改正案」(208閣法36号参先議)が趣旨説明されました。

参議院経済産業委員会 同日】
 「貿易保険法改正案」(208閣法28号)の趣旨説明。

衆議院本会議 同日】
 「省エネ法とJOGMEC法などの改正法案」(208閣法43号)が経産大臣から趣旨説明され、各党の代表質問がありました。

衆議院総務委員会 同日】
 「地方公務員育休法や非常勤職員の介護休業法などの改正法案」(208閣法11号)が初めて審議入りしました。次回は7日(木)9時。

衆議院環境委員会 同日】
 今月1日にCOP21パリ協定などの国内実施のための法律が施行されたばかり。その状態での再改正はできれば、時間をおいてほしかったと思います。

 「温対法改正案」(208閣法25号)について、野党の立憲民主党・田島要さんが理念規定も含めた修正案を提出しました。

 両案を審議。最後に採決。田島修正案は立共などしか賛成せず否決されました。この後、政府原案を採決して、全会一致で可決すべきだと決まりました。

衆議院財務金融委員会 同日】
 半年に一度の日銀総裁報告とそれに対する質疑がありました。黒田東彦参考人は「日本の場合は長期金利を低利に安定させることが不可欠だ」との認識を維持し、強調しました。
 最後に「公認会計士法及び金商法改正案」(208閣法40号)が審議入りしました。例年に比べて金融庁関係が多い傾向があります。

衆議院議院運営委員会、外務委員会理事懇談会、法務委員会理事懇談会も開かれました。

【官邸 同日】
 午前8時から「原油価格・物価高騰等に関する関係閣僚会議」があり、その後、定例閣議がありました。

●今後の予定
 あすの衆議院内閣委員会は「経済安全保障法案」とその対案をめぐって、総理入り質疑。午前11時から、岡田克也さんが今年初めて首相と対決。その後は採決か。木曜日は衆議院本会議で、上り法案と電波法改正案の趣旨説明。金曜日の本会議はなし。来週の火曜日は「こども家庭庁法案」が野田聖子大臣のコロナ感染で1週間遅れて開かれそう。来週は木曜日に本会議があり、金曜日は無し。

このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読くださり、ご寄付をお願いします。 
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト
今国会情報(参議院ウェブサイト)
インターネット版官報
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

運営会社
宮﨑機械株式会社
©2008~

ページ上部へ戻る