衆議院は空転していますが、6期の村井英樹(平成15年財務省)さんが「野党は時代遅れ」と何らかの取材機会で吐露し報道されました。官房副長官から議運委筆頭理事へと国対を手がける元財務官僚の珍しい失言。小川淳也・中道改革連合代表はきょうの定例記者会見で「自民党内にも相当きしみが生じているのではないか。最終的には首相自身の政治生命に関わる」と語り、副首都と45削減の維新のごり押しに手を焼く高市早苗さんが、問題を解決できないと政治生命に関わると強い表現を出しました。
国会は、週明け6日(月)午後1時から4時45分までの参・決算委の締めくくり総括質疑がNHK中継されます。高市早苗首相が欠席戦術に出るかもしれませんが、さすがにないでしょう。まず、西田昌司さんが委員長席に座ったまま15分間質問。この際に、清和政策研究会を退会した理由を問う可能性もあります。また例年以上に早い審議をまとめ上げた羽田次郎筆頭理事は「早苗トークが急騰して急落した理由」を高市・片山コンビに質問。「米立法調査管になる方法と当時の根拠法」で迫ります。高市さんには「皇室典範改正法案を優先して、副首都、45削減は後回しで、会期末に審議未了廃案もある」と踏み込んだ局面打開答弁を期待したいところです。
【衆議院 きょう令和8年2026年7月3日(金)】
野党国対委員長が「皇室典範改正を議論する静謐な環境を整える」とした「4項目」の要求を森英介議長にしたところ、森議長が、鈴木、階両幹事長に対して「静謐な環境を整えるよう」「互譲の精神を持て」と指示する不可解な議長斡旋で混乱しています。
【参議院沖縄及び北方問題特別委員会】
今国会では閣法・議法問わず、法案審査の予定はありません。与野党全会派が出席して、一般的な参考人質疑がありました。タイトルは「在沖縄米軍基地問題及び沖縄振興に関する件」の集中審議となりました。
参考人の佐喜眞淳さんは、過去2回の知事選で「オール沖縄」玉城デニー知事に対して「チーム沖縄」の候補として出馬し、5万票前後まで肉薄しました。今は宜野湾市長をしています。同市の人口は10万人で有権者の15人に1人が市民。ちなみに名護市は西海岸を含めても6万人にとどまります。
公明党参議院議員で鹿児島市に事務所を置く窪田哲也さんは「市民を一つにしていく世論喚起をしていくということで、具体的にどのようにお考えを」と質問しました。佐喜眞参考人は「資料でも皆さんに提供してございますが、7月26日、もう待てない全面返還合意から30年という意味での(略)チーム宜野湾結成式及び共同要請、行動出発式を1時30分の会場の中で開始がいたということで、26日々曜日でございますけれども、行っていきたいと思いまで、そこではですね、宜野湾市、そして市議会も立った宜野湾市の団体10団体プラスさまざまな小さな団体含めて70団体近くの賛同の団体がございます」と語りました。知事選は8月27日(木)告示9月13日(日)投票ですから、ちょうど1ヶ月前の「チーム宜野湾結成式」を参考人質疑で堂々と宣伝。これに対して公明党は「チーム宜野湾の取り組みをしっかり後押ししたい」と述べました。私は、現世利益を優先する公明党のこういう議員と同じ空間の息を吸いたくありません。知事選では、現職で3選を目指す玉城デニー知事と、古謝玄大(古謝げんた)さんの事実上の一騎打ちの公算で、下地幹郎元議員の動向も注目されています。5月上旬の政党調査では2人のうち現職が過半数という情勢が出ています。
[画像]参考人質疑で堂々と「チーム宜野湾結成式」のチラシを宣伝する佐喜眞淳さん、きょう2026年7月3日の参議院インターネット審議中継スクリーンショット。
[写真]30年間の長い議論の発端となった楚辺通信所(いわゆる象の檻、現存しない)を取材する宮崎信行、今から28年前の1998年5月3日撮影。


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