
[採決に先立つ質疑は一時、だれが答弁しているか訳が分からない“学級崩壊”状態でした]
【08-5-9参院財政金融委員会】
参議院の財政金融委員会は9日夕、衆院から送付された内閣が提出した「道路特定財源特措法案(道路整備費財源特例法改正案)」を反対多数で否決しました。
むこう10年間、暫定税率分を含む揮発油税などの歳入を、道路整備特別会計を通じて歳出することにお墨付きを与える法案です。
この法案は「道路整備費財源特例法改正案」という名称で報じられています。
民主党の辻泰弘さんは「日本が直面する諸課題の中で、なぜ道路だけ財政上の優遇措置を受けられるのか」と述べ、道路だけに特別に税金を配るのはおかしい、と指摘しました。
自民党・公明党を代表して、荒木清寛・公明党参院国対副委員長が「この法案が当初、財政金融委に付託されたのはおかしい」などと話したうえで、「賛成」を表明しました。
日本共産党の大門実紀史さんも「反対」を表明しました。
この後、峰崎直樹委員長が採決。
財金委の定員は25人。
内訳は民主党が13人(峰崎委員長含む)、日本共産党1人、自民党9人、公明党2人。
採決では民主党と日本共産党が反対し、否決されました。
12日(月)の参院本会議でも否決します。
これにより、道路特定財源が10年間延長されます。
これだけ、グチャグチャな上、自民党国対幹部は「民主党は対案を出すべきだ」とお決まりの発言。政治ブロガーでこの発言に反応した方もいましたが、もういい加減、デマゴーグ(扇動政治家)に振り回されるのはやめましょうよ。
対応がグチャグチャな政府自民党ですが、衆院で3分の2以上を持っていますので、5月13日、衆院本会議で再可決、成立します。
福田内閣は13日、「道路特定財源を2009年度から一般財源化する」ことを閣議決定します。
ついに政府自民党は、「統治不能」になってきたようです。政権の内外とも。
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