山内かな子厚労委員4度目の質問は予算委「高額療養費は去年予算委で示した数字の半分」に「ありがとうございます」神奈川・脇雅昭「きょうは初質問でございますので、先代の島村大先生をついで口腔健診の質問から」

 当初会期150日間の第221回特別国会は、今週末で47日間となり、3分の1が終わります。重要広範議案4本が審議される見通しの、内閣・法務・厚生労働など4委員会が委員長の就任あいさつと大臣の所信がなされました。召集日が2月18日で1ケ月後ずれしているとは、厚労委の初回が4月とは不思議な感じです。

【参議院予算委員会 きょう令和8年2026年4月3日(金)】
 来週土曜日に「30日規定」が来ますので、参議院の存在意義にかけて、与野党は必ず来週採決します。
 「令和8年度予算案」の審議は11日目(暫定予算を除き、趣旨説明・中央公聴会・委嘱審査含む)です。一般的質疑5日目(そのうち1日目は高市総理入り)でした。

 終盤とあってか、森本真治・野党側筆頭理事が自ら質問しました。森本さんは「予算審議、続いておりますけども、参議院は30日ルールという。宿命を負いながらも今、藤川委員長のもとで、長谷川筆頭、また各会派の理事の皆さんと本当にいい環境をつくる努力を、私もさせていただきながら、これから委員の皆さん、充実した審議をしていただいているというふうに思います」と自画自賛しました。森本さんは「あと1週間ということになってきましたが、我々の立場からすれば、最後までですね。しっかりと充実した審議をしたい。片山大臣は参議院から政府の方に入っていて、同じ参議院の人間として、ぜひこれからもご活躍をお願いさせていただきたい」と語りました。

 そのうえで「そして総理にもしっかりと最後まで出席をしていただき、そして我々のやっぱり今のこの状況をですね、当初予算編成したときから大きく環境が変わっているという中で言えば、我々の声をしっかりと聞いて、今後の政権運営にも生かしていただきたいと思いがありますのでぜひ私も理事の1人として総理にですね、最後まで出席をいただきたい」と閣僚席の木原官房長官に話しました。

 立憲の宮崎選挙区は、衆議院側で38人中1人の連続3期の渡辺創・県連代表のもと、4年前に山内かな子さんが誘った黒田女史(現・宮崎市議)が終盤情勢の5ポイント差を埋められず、きょねん山内県議が満を持して出馬し、当選しました。延岡の方は私はわかりませんが、突如にして、中道・立憲王国が誕生した印象です。

 山内さんの質問はきょうで既に4回目となりました。そして「すべての人に居場所と出番を」の結晶である「高額療養費」について質問しました。山内さんは「今回の見直しで、月額上限の最大の自己負担引き上げ額について確認させてください」としました。厚生労働省の間隆一郎保険局長(平成2年旧厚生省・事務)が答弁してその締めくくりとして「なお今回ご提示している見直し案につきましては、所得区分の細分化による影響は昨年の予算案の審議の際にご提示した見直し案の半分程度のものとなってございます」と語り、石破・長妻・酒井なつみ体制のきょねんの予算委員会の半分にする政策効果があったことが分かりました。間局長はこれに先立つ答弁で「「今回の高額療養費制度の見直しは2段階に分けて実施することとしております。まず令和8年8月からは低所得者の負担に配慮しつつ1人当たりの医療費の伸びに応じて月額負担上限額を見直すとともに、令和9年8月から応能負担という観点に基づき所得区分をよりきめ細かいものとするため、現在の限度額が著しく増加することがないよう配慮しつつ所得区分の細分化を行うこととしております」と述べ、最も多い人で自己負担38%にとどまることを明かしました。山内さんは「はい。専門委員会での意見も踏まえてご検討もいただいたということについては一定の評価をさせていただきたいと思います。ありがとうございます」と述べました。山内さんは厚生労働委員ですので、「健康保険法改正案」(221閣法25号=先月13日提出済み)で総理と対決することもあるかもしれません。

 さわやかな出来事がありました。2019年4月から7月まで、神奈川では、スカウト力を発揮した統一地方選から参院選での「マッキー」74万当選まで、100超議員が一致団結した阿部とも子県連代表らの「稲村ジェーン」。後藤代議士と寺崎、作山県議以外の100人は、その18歳の頃、神奈川が住処になると思ってもいなかったでしょう。さて、この選挙でトップ当選した自民党の島村大さんは、私が知る限り、東京育ちからあえて、横浜で開業した唯一の人物です。それと同時に、生前面識はなかったのですが私の日大二高の先輩で、あの夏からだいぶ経ってからそのことを明かしたら「100人超議員の心情を考えて、同窓生であることを黙り通した宮崎さんはすごい」と言われました。あの夏があるから、後藤祐一さんと早稲田ゆきさんが現職でいられるのは誰もが認めるでしょう。

 同窓会でも、島村大さんは、日歯連事件で大きく揺らいだ政治力を神奈川選出ながら東京などの歯科医師会でも頼られ、日大二高の先輩がそういう存在であることを誇らしく、親しく感じていた私の同級生もいたようです。

 脇雅昭さん(脇雅史元幹事長とは全くの別人)は「私は去年初当選したんですけども、先代は、皆様ご存知かもしれませんが、島村大先生でございます。島村先生が3年前に亡くなったことに伴いまして、私を後任に選んでいただきました。島村先生は、健康医療政策に心血を注がれた方でございます。私はそれまで神奈川県庁で11年間ありましたが、私もあの未病政策という健康医療に関する政策をやっておりました。そこで今日は本日は初質問でございますので、この島村大先生の遺志を継ぎまして、国民の健康に直結する、特に歯科医療について伺わせていただければと思っているところでございます」と語りました。政府は「歯と口腔の健康を保つことは、口腔への影響だけでなく全身の健康にも繋がるものと認識しておりまして、攻めの予防医療として歯科検診の機会の拡大についても取り組んでいくこととしております」と答弁しました。

 週明け月曜日は、2時間54分コースで集中審議「内外の諸課題」。午後は一般質疑。

【衆議院内閣委員会 同日】
【衆・法務委】
【衆・厚生労働委】
【衆・環境委】
【衆・安全保障委】

 大臣らの所信的あいさつがあり、衆議院は先月13日の予算強行採決以来、3週間ぶりに正常化しました。

【定例閣議 同日】
 「犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する法律案」「民法等の一部を改正する法律案」「民法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案」「社会福祉法等の一部を改正する法律案」「重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律案」「種苗法の一部を改正する法律案」「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律の一部を改正する法律案」「太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律案」「南極地域の環境の保護に関する法律の一部を改正する法律案」「予備自衛官等の職務の円滑な遂行を図るための国家公務員及び地方公務員の兼業の特例に関する法律案」を決定し、国会に提出。

●あさって日曜日は国民民主党大会です。

[写真]山内陣営及び党の第一声に集った聴衆と事前に交流する山内かな子さん(左端)、きょねん2025年7月3日、宮崎県国富町で、宮崎信行撮影。

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