
立憲民主党の階猛筆頭理事がウィシュマさん死亡事案の報告書で、その衰弱死の直前に「頭の中が電気工事をしているみたいに騒がしい。耳の奥で波の音がして聞こえづらい。もう死んでもよい」と語ったとする記述について、ビデオでは「もう死んでもよい」との発言しか確認できないとして改竄の疑惑を追及したことをめぐりストップしていた衆議院法務委員会が19日ぶりに開かれ、会議の冒頭、古川禎久法相が発言をし、「そのような認識を生じさせる表現となっていることは理解できるところであり、真摯に受け止めたいと考えている」と語り、「今国会の会期中に補足説明の書面を提出したい」と述べました。
階さんが指摘した不明朗な部分があることを、法相が認めた発言。
この発言を受けて、きょう令和4年2022年4月13日(水)の衆議院法務委員会は正常化され、「オンラインの民事訴訟法改正案」(208閣法54号)の与党議員による初めての対政府質疑がありました。が、懲役刑・禁固刑を一本化する「刑法改正案」(208閣法57号など)の審議が今国会で間に合わない可能性が出てきました。さらに、ロシアによるウクライナ侵略でのウクライナ人避難民の「準難民」認定の法的根拠となる改正法案の作成の暗礁となりそうです。
古川法相の発言は次の通り。
「今般、名古屋局における死亡事案の調査報告書の令和3年3月3日の記載について、ウィシュマさんが自ら発言していない言葉を自ら発言したかの虚偽の記載があるのではないかとのご指摘があると承知しております。この点については、私自身も調査報告書の記載とビデオ映像の双方を確認しておりますが、そのうえで、調査報告書は客観的な資料に基づくものです。もっとも、当該記載がそのような認識を生じさせうる表現となっているとの指摘は理解できるところであり、真摯に受け止めたいと考えております。ついては今国会の会期中に調査報告書がこのような記載となった理由について整理し、委員長のお許しをいただいたうえで、入管庁から補足説明の書面を理事会に提出させたいと思います。また、国会へのビデオ映像の全面的な開示を求めるご意見があることを承知しており、法務省としてこれに応じることは困難であるとの見解をお示ししてきましたが、この点についても、改めて検討し、法務省としての考え方を整理して、今国会の会期中に理事会に書面を提出させたいと思います」。
閉会中のきょねん12月24日に衆議院法務委員長室で理事と希望する委員がビデオを視聴。そして、3月23日に階筆頭理事や、共産党の本村伸子委員らが、ビデオと報告書を突き合せた結果だとして指摘し、記者会見していました。
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