原案通りの成立を断念した「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」(218衆法1号)について、与野党6党国対委員長合意に基づく実務者は、国税を12月31日廃止、地方税の揮発油税を3月31日に廃止することで合意しました。スタンド運営会社が元売りに払った税や受け取った補助金を申告して税還付を受けられる条項も修正で入れることにありました。
3連休明け、11月4日(火)は午後1時から衆議院本会議で代表質問。立憲民主党は野田佳彦さんと「野党11党会派政策責任者会議」の司会をつとめる城井崇さんの松下政経塾コンビ。
補正予算案の編成はまだ指示されていませんが、衆議院予算委員会は、高市早苗内閣の姿勢についての予算実施状況の基本的質疑で、11/7(金) 、11/10(月)、11/11(火)に行うことが合意しました。これから2週間は全府省庁に国会待機がかかる日も増えそうです。
9年前の参院選で自民が衆参単独過半数をとった後。このブログの記事(
[きょうの国会]参議院で年金成立、IRカジノ修正し、衆回付、会期末処理終了、衆本は、内閣不信任案審議途中で延会し、午前0時10分再開、その後、IRカジノ採決へ – ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記
)にもありますように、与野党とも衆議院議員は、原案通りに成立するものだと思い込み、地元の予定を入れていたら、IRカジノ法案が参議院で与野党で修正され「回付」されたことがあります。与野党とも衆議院議員は、賛成派も反対派も本会議での再度の意思表明をしたくなかったようで、自公で態度が割れました。衆議院は経緯が分からず「榛葉っていうの、なんか国対委員長が」などと情報交換するだけで、「経緯は榛葉」との語彙が不足したまま深夜の本会議にのぞむことになりました。自民党の吉田博美幹事長と民進党の榛葉国対委員長が参議院で一泡吹かせたかっこうです。それから9年経ち、大阪万博跡地のカジノが進み、そして、衆参とも自民が過半数割れしました。榛葉さんはその後、福山・蓮舫・日教組・自治労に主導権を奪われ、野党第2党幹事長に活路を見いだしました。
きょねん12月の「自公国3党幹事長合意」では、玉木雄一郎代表が役職停止のなか、森山裕、西田実仁、榛葉各氏の「参議院経験者トリオ」で合意。けさ、榛葉幹事長は、自民党の鈴木俊一幹事長と会談して、「自維国公4党」の「4幹4政」でこの合意を進化していくスキームで合意したようです。今週は、与党の「自維2幹2国2政」も誕生しています。国民民主党は榛葉幹事長と浜口誠政調会長が参院だから「2幹2政」で進めようとしているのは間違いないと思います。
およそ10年前、榛葉さんは無名ながら当時の民主党は会長・幹事長・国対委員長の参院3役が全員役員会のメンバーとなっていました。真っ先に役員会から出てきた榛葉さんがスマホで誰かに連絡していたことがあります。その日は代表選のルールを決めた日なので、細野豪志さんに伝えたのでしょう。10年経ち、趣味は細野から玉木に代わりましたが、以前キーパーソンの榛葉さん。参では、「会派に属しない議員」8名を除くと、自維と野党が120議席ずつで並んでいます。長すぎた政治空白の後に、国会クラスタを多少なりとも喚起させるには、榛葉先生のお力が必要だと考えます。

以上です。
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